2009年08月28日

μチップと広告と携帯

 本の電子化事業が海の向こうでにわかに活気立っているというニュースを目にしました。
そのニュースを見ながら、ふつふつと考えがよぎってきました。

 本の電子化は実質、娯楽の収拾にしか過ぎないので、娯楽から生活に融け込ませることは今のご時世絶対に流行らない。とくに日本では流行らないと思います。
 しかし、違った使い方の提案ならあり得るかもしれない‥ということで、いろいろと考えてみました。


 μチップが広告記事の一つ一つに漉(す)き込まれていたとして、携帯でその情報が読み取れるならば、気軽に自分の好きな情報を手元に集約しておけることになります。
(たとえば電車のチラシなどの記事から直接信号を読み取れるなど‥)
 その場合、μチップの電池能力や記憶量を検討しても、そこにある情報はURLのみとなり(URL自体も暗号化されていて人間からは文字認識できない仕組み、取り込むときに暗号化して保存する)、基本は携帯から、その記憶したURLを元に電子端末からアクセスできるように考えます。

 しかし実際、一つ一つの記事や特集にμチップを漉き込むことは管理上のもどかしさやリサイクル上の扱いなども検討しなければならないため、柔軟性に乏しいと考えられます。
 そこで、新聞紙面などをよくよく見てみれば一目瞭然ですが、ちょっとしたスペースで満ちています。それらのスペースの活用を再整理して、記事ごとにバーコードの類を刻み、ネットの記事と100%リンクさせることが出来れば、電子ブックよりずっと合理的に活用されるように思えるのです。

※ 新聞記事の場合は、時間経過と共にネット上からも削除されてしまいますが、電子画面から記事を探すよりはやっぱり紙の媒体に勝るモノはありません。でも記事の控えを手元保存しておくには、ネットからコピペした方が効率が良いわけですが、PCから行うには起動時間も必要でなにかと面倒です。
できればそんな作業は何かの片手間の時に、いつでもサクッとこなせてしまえるのが理想です。
 そこの合理性を検討すれば、紙面の記事ごとにバーコードを刻んで個人で切り抜き的に活用してもらうのが一番ということになるかと思います。
 実際、特集記事にでもなれば、ネット上には載っていない一方で、愛読している人でない限りそのURLの情報には易々とはたどり着けないように工夫しておくことも可能と考えられます。
(バーコードに暗証番号の類を織り込んで入れておけば、誰にもそのコードは判別できないに等しい。ゆえにネット上のサイトとの差別化が容易とでき、別々に運用することも可能に思われます。
ただし、ネットの会費と新聞代との差をどう考えられているのかが鍵でもありますが‥
拾った新聞からの泥棒読みも考えられますが、記事単位でのアクセスしか有効でないため、あくまで切り抜き効果しか用途がないと考えられ、結果的に自分に必要だった情報の足跡を確認できるなど、使い方は様々です。ここは電子ブックにもマーカーが引けるから便利と言った類の次元を越えていると考えます。
ただし、ネットの記事のような専用にアクセスするサイト側に時効がなければの話です。)
 また、そうであれば、誰かが自分のブログ等で紹介するにしても、そこは新聞や雑誌の記事から引用をする場合と大して変わらない範囲に収まるはずです。
 しかもそのようであれば、新聞にも広告がデカデカと載っていますが、携帯との連携でより詳しい情報にアクセスが出来るのであれば、紙面では細かいことを述べるのをさけて、バーコードからのアクセスに誘導するような工夫も可能に思われます。
マンション広告であれば、そのまま3D画像での案内に誘導してしまえるなど、応用の余地は十分にあると考えられるのです。

※ たとえば、教科書とか参考書などもそのようであれば、携帯の方に苦手なポイントをURLに記憶しておき、記憶されたページのURLにアクセスして復習なり暗唱できるなど、携帯を開いて勉強をするという習慣の生まれる余地もあるかと考えます。
試験前の寸暇を惜しむ活用ならば、なおさらのように思われます。
 著作権が気になるようなら、書店にバリバリの参考書タイプを置くのではなく、ネット上への誘導を主体とした編集も有りかと思います。
 もしくは、店頭にある参考書を思い切って百円にしてしまい百均でも買えるようにしつつ、ネットに誘導して、月額の会費を1科目あたり百円程度でアクセスできるように工夫するなどです。
 やってみなければわからない部分はありますが、それで評判が良いところであれば、ネットで見るだけであるよりは、希望数だけをあらためてバリバリに値の付いた豪華バージョンな参考書として出版する計画を立てれば良いわけです。
 それはそれで、闇雲に版数を検討していただけの時代と比べて、アクセスの多い箇所とそうでない箇所の違いなども浮き彫りとなり、公的な試験調査も減る方向に出来るかも知れません。

※ どこぞのスーパーのチラシにしても、そうやって広告を読み取らせることでアクセスできれば、そのままスケジュール表などに買い物一覧が書き込まれるなど記録を残せるようにしておけば、家計簿の問題点を探し出しやすくできるなど、もう一工夫できそうな余地が生ずることになりそうです。
 チラシを出す方としては手間の掛かる部分が増えることになるわけですが、見方を変えれば、商売相手の足跡を手元に残せるなど、敵分析や自己分析を越えて、市場統計の国内実態調査の資料と出来るなど考え方は様々です。

 その結果、縦長に活用するのが当たり前だった携帯が、しだいに横長にも活用できるタイプが主流になるかもしれません。読み取り装置の発達もあるでしょう。
現に、ネットに繋げることを意図した端末はその流れにあるわけですから、その流れが加速することになるといった感じになるかと思います。


 かなりニュービジネス的な側面を含む発想ですが、これらの内容を参考にどのような活動や展開を企てられようと一切が自由です。私個人にその予定はありません。あしからず。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 17:53 | Comment(0) | 目の付け所をナス | 更新情報をチェックする