2010年09月19日

酸水素ガスを燃料に蒸気機関で走るSLはどうよ?

1-2)1
 

 酸水素ガスとは、日本テクノが開発した水を燃焼させることのできる技術である。
日本テクノでは、自動車用のエンジンに応用しようとしているようだが、当然、電気自動車の普及を推し進めたい国や企業との連携を乱してしまう脅威として扱われるばかりで、日の目を見そうにない。

 そこで、NHKの深夜番組で流れていたSLの映像を見ていて、ふと気が付いた。

 ローカル鉄道向けに酸水素ガスの技術を応用すれば、どこの技術ともかち合うことがない。観光にも打って付けだと思う。
 SLの時代、路線に電線は必要とされていなかった。つまり、その分だけ景観も良くなるわけである。また、電線を必要としない分、メンテナンスに掛かる経費も削減できる。

 燃料の素は水だから経費はあまり掛からない。その代わり、電気機関とは違って、燃料を積載して走らなければならないことから、それなりのパワーが伴わないと辻褄が合わない。しかしそこは炭素繊維をボディーに用いるなりして、軽量化を図れば辻褄は合うと思う。

 ただし、SLと同様に、燃料の積載にそれなりの時間を要するなら、燃料用に連結車両の交代を常に準備しておかなければならないことになる。その点、本数を必要としないローカル線ではあまり問題にならないと思われる。

 いでたちをSLそのものに似せようとしても、黒い煙を吐かないSLでは画的に物足りないのでデザイン的にそこまでを意図させる必要はないが、新型の蒸気機関というコンセプトで考えて行けば、確かにSLは石炭だけではなく水と共に走っていたことに気が付かされるのだ。
 つまり大げさな構造を用いれば、水を燃焼させて走る蒸気機関を造り出すことも可能となる。水を燃やして水を沸かす。それが酸水素ガス蒸気機関。

 発想を変えればなんとやら、酸水素ガスの技術を生かすも殺すもアイデア次第と言った所だろうか‥なにしろ、そこにはすでに世界的な需要が潜んでいるのだから。
 ローカルになりがちな鉄道需要を狙えば、権益と対立せずとも活かし合えるだろう。



1-2)2
 火力発電を酸水素ガス発電に置き換えることが可能なら、水資源大国の日本は、世界に水を燃料として輸出することが可能になるかもしれない。

 ロックフェラーも目から鱗だろうな。

 ただ、水プラズマの技術を見ても水の火力の可能性は凄そうだが、酸水素ガスの燃焼効率が判らないから‥どこまで適応できるのかは定かではない。
 なにしろ、水は油に比べて比重が重いから、燃焼効率が悪いとバツが悪い。燃料を確保しておくためのタンクの容積が倍になると用途は限られてくる。宇宙ロケットの燃料タンクを見てみてもだいたいの想像は付いてしまう所だ。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 05:04 | Comment(0) | 目の付け所をナス | 更新情報をチェックする