2010年09月25日

【マンガ】ピアノの森を読んで

1-1)改稿.2015/08/21...20100925...

> [一色まこと]ピアノの森を読んでみた。


 ‥話の途中で完結していなかったのは残念だが
 ピアニストの卵たちのバトルをマンガで表現すると、
 「あーなるのか‥」という一つの形に奇妙な共感を覚えた。

 音を絵で表現できないから、自ずと音楽家の生き様を描かざるを得ない。

 それもショパンコンクールというきわめて限定された世界観での生き様を織り込まなければならない。
 一色まことは大胆なマンガ家だと思った。


 ‥しかも、ショパンコンクールに参加できる年齢は17歳〜25歳とか
 たかだか17歳〜25歳の年齢でどれだけの人生観を織りなせるというのだろうか?

 (ある意味、そこにあるのは天才という響きだけで人間性なんか二の次で好いはず)
 (でもまぁ、公演という身なりをキチンとできるかどうかは人格上の前提でもある)
 (人生の中でひねくれている暇がどれだけあるのかにも、許容の幅が限られる)
 (‥どんなにキャラを立てたくも、ショパンコンクールという制限上、嫌でもキャラはかぶる)


> 絵や言葉ではなんとでも言えるかもしれないが、それがアニメ化されていると聞く


 楽譜が4/4拍子のところを4000/4000拍子にでも細かく置きなおさないでもしない限り、
 デジタルでの聞き比べに、キャラごとの個性なんか得られないと思う。
 人の演奏には所詮、音長による個人差があるのだから‥物理的に違いを得ようとすればそれぐらいだ。

 実際、ボーカロイドに歌を歌わせようとすると

 節の出だしや伸びに、楽譜とのズレをテクニックとしてやらないと
 機械っぽく聴こえるばかりでおもしろくも何ともない。
 ただし、あまりかけ離れてばかりいても、全体があやふやになってくる。
 実際にやってみても、聴きながらでないと調整できないし、イメージが先にないと崩れるばかりだ。

 ピアニストで言えば、そこは楽譜を見て弾くなんてものではなく、身体が覚えている感覚か‥

 それでも、人間が4000/4000拍子なんて楽譜を渡されても理解不能だと思う。
 機械に渡せば別だろうが、常識的にそんなスコアを置けるツールからしてない。
 「そこを制作サイドはわかっているのだろうか?」
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:45 | Comment(0) | マンガ | 更新情報をチェックする