2010年10月22日

循環管モデルで考えてみる寿命のカラクリ

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 今回は内容の都合により血液循環管モデルではなく循環管モデルと表記しております。血液循環管モデルの話についてはカテゴリ【血液循環管モデル】をご覧下さい。


 今、水圧差で縦循環する構造の管状水槽の中に水が入っています。
 ただし、まだ回転を始めていません。ちょうど、片側の容積が満たされた状態で、今か今かと落ちるのを待ち構えているような状態です。
 つまり、左と右の水圧差が0で釣り合っている状態です。

 ではオギャーと生まれた瞬間からポトリと一滴、毎日ポトリと一滴ずつ水滴が落ちることとします。

 すると、はじめは非常にゆっくり、そしてだんだんに、早く効率的に勢いよく、やがては水が満たされ出してきて流れは緩やかさを取り戻し(見た目にはゆっくりに見えますが、回転のスピードは落ちないため、空洞の容積が狭くなる分時間の経過はむしろ早く感じます。)、いずれは終焉を迎えるでしょう。そのように循環管は流れを見せることになります。

 まるで、生命の如しです。
 満水近くまで来れば、自ずと回転は止まり掛けます。まるで危篤状態さながらです。



1-4)2
 では次に、もう少し生命らしく考えるための条件を足してみましょう。

 水がポタリと落ちると同時に、水槽の水が一巡したと考えます。
 一巡したら、循環管の容器が少し大きくなるとします。
 その成長の限界点を回転のもっとも効率のよくなる1:2の水圧差になるまでとします。
 そして、限界点に達した後は大きさが固定されるとします。

 こう考えれば、器の大きさや、形によって、限界点に達するまでの人それぞれの人生のピーク時を想像できそうです。同じ器でも、落ちてくる一滴の量や、器の成長速度の違いなどがあればより変化が得られると考えることもできます。
 大器晩成であれば、人より水の溜まるのが遅く、成長の限界点に達するまでに時間が掛かると考えてみるのもおもしろいと思います。器が大きければ、それこそ大きな力を蓄えたダイナミックな循環回転を見せることになるわけです。

> そこに到るまでの間にその人は何を考えていたのでしょうか?

 器が大きかった分だけ、空洞も大きかったはずです。大きくなる間に人とは違った内面の釣り合いを会得してきたはずです。水ばかりが増えていたわけではありません。
 そんなことに想いを巡らせてみれば、循環する水量が多ければ多いほど、循環できる力が蓄えられれば蓄えられるほどに、人の考え方もその勢いの裏付けとして、確固たる成長のステップが果たされていなければならない。そしてその成長を見せるための舞台が求められる‥そんなイメージも湧いてきます。

 大きくなるのは何も身体だけとは限りません。それが魂の真価というものです。その集合体の象徴たる政治や経済の活動にしても、その規模をより大きくしたいと思えば、それだけの智慧と理解が分かち合えなければならないのと同じです。

※ この場合、器が大きい方が長生き?‥などと考えてしまいがちですが、人間という入れ物の許容量を超えれば、容器が壊れると考えてみるのも一考です。


 また、心の度合いを水の透明度で考えて見るのもいいと思います。
 循環管の空洞の部分から外気が漏れ込んでくると考えて見るのです。
 若いうちほど、空洞という隙間が空いているわけですから、若いうちの環境が人生に多大な影響を与えると考えれば納得されるでしょうか。
 つまりは、その循環管はどこに置かれていたのか?‥そんな感じになるかと思います。

 さて、その時、個人差を考えれば、環境に合う合わないが起こるには、何を条件とするべきかに頭をひねることになるでしょう。
 でもちょっと待って下さい。水滴の落ちる量とか、器がどこまで成長するかを一体どこで条件付けされるのでしょうか?
 ただ単に限界点に達しただけで、その時分に人生の風に乗れなければ、おもしろくも何ともありません。すべてのタイミングがある程度定まっていなければ、何も器に個性を求める必要もないわけです。
 そして、循環管が一つだけで並んでいるとは考えずに、色の度合いの似たもの同士で共振するなどの現象を見せると考えてもおもしろそうですね。



1-4)3
> おや、なんのお話ですか?

 そうですね、あえて言うなら、ゲームの中のキャラクターやロボットなんかに個性を与えるための内部エレメントとして応用が期待できそうな話になるかなと、少しばかりつぶやいてみたまでの事です。



1-4)4
 他にも、成長するのが器ではなく内部の魚と考えて見れば、そんな水槽があってもいいと思います。
 滝のように落ちてくる水流があれば、水槽の水の中に空気を混ぜるのに効率的ですし、小さな魚が吸い込まれまいと頑張るのか?、それともわざと吸い込まれてジェットコースターのようにして遊ぶのか?、どんな反応をみせるのかにわくわくしてきますよね。

> そんな鯉の滝登り(管の滝登り)が見てみたい‥(笑)

 得られる水量によっては、水温を下げるような効果も得られるかもしれませんね。

 滝壺の下はマイナスイオンで満ちています。さしずめ、電力を必要としないマイナスイオン発生装置にできるかもしれません。ただし、それだけの蒸発をしてしまうともなれば、水を汲み足す用を要すると思いますけどね。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:04 | Comment(0) | 目の付け所をナス | 更新情報をチェックする