政党政治、政党選挙が人間社会での集団単位としての必然であるのなら、選挙は二段回に分けて行われるべきである。
一回目、政党支持者数を算出する。
一回目の主旨、そこに発生した票比率で、党ごとの議席数を分け合う。(※一票でも一議席なのかという議論もあるだろうから、?万票以下の端数は切り捨ての方向にされるだろう。)
二回目、議席数の割り当てに応じて、各党員候補者をここではじめて出馬させることとする。
国政を担って欲しい人物のそれぞれを、各党の割り当ての範囲で、マークシートでマーク。
全当確人数分までのマークが可能。それ以下でもOK。
プラス評価ばかりでは面白くないので、マークシート方式のついでに、議員になって欲しくない候補者にもマーク。これは減点票として扱われる。
ただし、減点マークは各党につき一人ずつまでとする。付けなくても良い。
これは、各党ごとに当選する人数は算出されているので、すべてに減点マークをするまでの意味はなく、どれだけ嫌われているかを国民が知る上での資料にするのが狙い。
だから、支持も党内一番で当確する一方で、不支持も一番で当確とという事もありうる。
> こうすることで、一票の格差問題を消滅してしまうことにもできるはずだ。
ただ、全国ブロックなる旧来概念の一切が消し飛ぶことになるので、それに国民理解が得られるかどうかだと思う。
その代わりの一票の格差の是正でもある。両方は成り立たない。
また、これだと無党派の枠が滑り込めないので、一回目の選挙の時点で、既成政党の一切を支持しない有権者が無党と書けば、無所属候補者の議席枠が算出される方向として扱われるとする。
ただし、端数切り捨てのルールがあれば、死に票になりやすい傾向は否めない。だから、人材の入れ替えを促す意味も兼ねて、必ず一席を当てておくとする意見も出るかと思う。
そもそもにして、無効票や選挙に行かない者が多い現状を鑑みるに、その無党枠の支持として理解されるべきとなる。