1-1)1改稿.2015/09/22...20131230...
> グラミン銀行とは‥バングラディシュに有り、主に小口融資を取り扱う独自機関。
海外資本が現地に入るとグラミン銀行と組まざるを得ない環境に置かれる。
また、投資した資金から利益を得ても、国外持ち出しができない由の契約を結ばされる。
(公的機関と表記されずにある点は、半公的な業態にあると思われるが、その定義には曖昧さを含む)
> 雪国まいたけの場合‥(※経営再編成以前時点)
緑豆を現地農家に栽培してもらい、
現地栽培の緑豆を日本に輸入して、もやしの原材料に回している。
「さて資本回収は?」
考えるまでなく、中国産より安く買い取ることで、仮利益としているものと思われる。
‥現地人がそれを知ったら、「もっと儲かるのかよ」とぼやきそうな中身でもある。
それにしたって、
バングラデシュの経済発展が進むまでの間に回収できるかどうかだろう。
バングラデシュでも賃金上昇すれば、どうなるかなんてわかったもんじゃない。
‥微妙な戦略である点において、誰も文句の付けようがない。
「日本国内向けには、なによりも、まずは安全な食材の確保である。」
> ユニクロの場合‥
現地のTシャツはなんと日本円にして百円とか‥
それでもさらに安いものはないかと安いものに群がるのが現地の消費マインドにある。
どこの国も同じ。まぁ銀行の仕組みが仕組みにあるなら当然か‥
‥ところが、現地女性は
地元ブランドの民族衣装じゃないと着ないという事情を抱え持つ。
まぁそこはさておき、柳井正の腹の内はこんな感じにあるらしい。
雪国まいたけの論理で考えれば、
バングラデシュの品を直に日本に持ち込んでも、ただの値崩れにしかならない。
‥それはどう見たって業界の首を絞めるだけである。
そこで、ユニクロでは中国に持って行く。
次に、中国の品を日本に持って行く。
‥そんな感じでうまく行けば、世界同一賃金が可能になるとしたそんな皮算用らしい。
しかし是は、資本主義の末期状態の絵図にしか見えてこない。
‥どこかで行き詰まるのが明らかな無謀な策だ。
(柳井正の海外展開意欲は、帝国主義の植民地戦略と同質。さすがブラックの代名詞。)
↓/続きを読む/↓