> うた詠み始めます。よろしくお願いします。
|「涙」の真実は背中が語る。
|語らねば伝わらぬ。「涙なぞ見せたくはない‥」
|要らぬと決めた過去と涙を呑む。
|「呑む程の涙を溜め込んで、辛抱で逝くのか?」
|「逃げたい‥」ぬるすぎて気持ちが遠くつらい。
|つらい、逃げたい、どうにもならぬ惨めさ。
|最期も「逃げたい‥」斯様な物語などあらぬ。
|「脱ぎ捨てたい」が「逃げたい」の本音。
|「温もり」ぞ‥ふるさとぞ懐かし。
|懐かしき日々に温もりを預けて‥旅に立つ。
|立たねば続かず‥其もまた温もり。
|龍が駆けようとも、温もりに右も左もなし。
|「値踏み」に厳しきが大人の事情、大人の毎日。
|毎日が値踏み三昧に我慢のならぬ辛抱ならぬ。
|抜き出して値踏みせよ‥等しきとは礼なり。
|利得の値踏みぞ不公平、平道こそを問うべし。
|「能なし」に冷たき実利社会。
|実利社会のそもそもは能なし権力者の発想。
|権力者の発想を真に受ければ能なしのまま‥
|能なしのままでなんぞ終われぬのが数の声。
> うた詠み終わります。ありがとうございました。