2014年08月06日

【刮目】贅とは何か?

1-5)記稿.2014/08/06
 人間として意識を切り替えようとするならまず、
 贅とは何かを自分の中で再確認しておく必要がある。

 上を目指して横に並ぶことが贅であると思っているだけで居ると、
 どうしたって、競争原理から逃れることはない。

 上を目指して並ぶことを、贅ではなく本能だとしても、
 切り替える意識が発生しないのなら、ロボットも同然だ。


> だからといって、


 自分の価値観に沿うだけを贅と認識するには無理がある。
 独りよがりや自己満足だけでは、贅としての説得力に欠くからだ。
 ‥贅にしたって、ある程度の理解を得られなければ、贅とは言えない。

 利休の茶道にしてもそうだ。

 作法や目利きにおける常識を壊しても良いとしたって、
 理解が得られなければ、誰もそのもてなしを味わいようがない。
 そんなのは、決して、贅だ雅だ風流だと表現されることはない。
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 11:14 | Comment(0) | 刮目/2014 | 更新情報をチェックする