1-1)記稿.2015/01/18
> 喉を冷やすと何となく楽になる現象の解明
鼻腔は喉に続いている。
鼻腔のどこかに炎症が起きると、そこから下に向かって鼻水のような液が垂れることになる。
外に出かけるときマスクをしても、基本的に乾燥しているし、寒いので、
喉を行き来する口腔内気流が、炎症部位に刺激を与えることはない。
ところが、
湯に浸かろうとしたり、室内で暖を取ろうとしたり、寝ようとすると
口腔内の気流が温まって上昇し、温かい血液も流れ込んで菌を刺激する。
‥気流は炎症部位に水分を与え、温かい血液の循環は、菌の活動に一時的な活性刺激を与える。
その結果、鼻腔の炎症部でハナダレの液体が次々に生産されて喉下に落ちる。
ハナダレは塩分を多く含むので、その塩分の影響で喉の炎症が激しく引き起こされる。
> これは、温まろうとすればするほど、悪循環に陥る。
一番の対処方法は、鼻腔内洗浄を済ませ、先に鼻腔内の炎症を取り除いてしまうことだ。
しかし、耳鼻科や小児科を往来する患者すべてに鼻腔内洗浄をお勧めすることはあるのだろうか‥
そんなこんなで、喉元を冷やすとした逆転の発想に至ったわけだが
‥ジェルシート三枚を、喉元に縦に貼ってみたところ
うまい具合に炎症部位の改善に漕ぎ着けることが出来た。
(鼻をかんで、かさぶたが出てきたり、喉から抗体反応した黄色の痰がでるようになった)
‥ようするに
寝ているときの口腔内気流の上昇を抑え、部分的低温への誘導から菌の活動を落ち着かせ、
その間に自己の免疫で、鼻腔内炎症を退治してしまおうとした作戦だった。
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