2015年03月07日

【川柳】供養18射

記稿.2015/03/07

|はつらつと生き生きするも格差とは‥

|抜け出したい。どん底からの青い空

|夢追えば、惨めがダブり放り出す

|開かずの間‥すべてが扉才能なし

|よそ見して何かを探す。何もなし

|好いことを、拾いたいのか掴みたいのか

|どこまでも‥お得目線の茨路

|捨てに捨てぶら下がる命と縁近し

|供養とは、耐えて生きるもその一つ

|風ぞ吹く、雨雪降らざる時ぞ無し

|この道のなんと空っぽ‥風ばかり

|風になる。虚ろな命の定めかな

|立ち尽くす。枯れ木も大樹も同じこと

|青々と茂ってみたき苗木かな

|茂り切る夢は何処か間引きの木

|活かされず朽ちるばかりの山の中

|ごめんなさい。仏像彫る手に涙かな

|今が在る。ただそれだけのありがとう
posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:17 | Comment(0) | 哲学/宇宙的に | 更新情報をチェックする