2015年06月15日

【妄想】脱G7の後の方針をどう考える?

記稿.2015/06/15

> ‥脱G7を検討すると、じゃ次は中ロに寄るのか?


 そんなことを朧気に考えている人も結構いるみたいだが、それはそれで頭を張れんでしょう。
 頭を張る気概に乏しき日本に何を期待するというのだろうか。

 ‥日本が、中ロと肩を並べる?

 馬鹿言っちゃ行けませんよ。
 その本質において、中ロが日本と肩を並べられるわけがない!

 そこをよく自覚しているのが中ロだが
 彼らもまた日本を上に頂くとしたスタンスは、口が裂けても取るまい。(そういう連中だ)


> つまり


 日本が脱G7を進めると確実に孤立する。孤軍奮闘でやるしかない。
 相談役のいなくなった会社経営みたいなもんだ。
 そこがなまじわかっていると、内部改革に呑み込まれかねないわけで
 ‥是が非でも、齧り付いて自民党というのが実際のところだろう。

 それが、安倍政権の本質ということでもある。

 ‥国民にしても、脱G7どころか、グローバル経済に慣れ始めたのか
 このままの流れが続くことを前提にしてしまっているようにも見える。
 飼い慣らされた結果の融通の利かない性格は、役人も国民も同じとしか言いようがない。


> 仮に、日本国で政府通貨が解禁になると、実は、AIIBの方が慌て出すことになる


 なぜなら、日本が金塊に手を付けてまで資源の輸入をしないだろうと警戒を始めるからである。
 日本が、自国の領海で資源開発を始めれば、その警戒は、すぐさま不満として露わになるだろう。
 ‥つまり、日本が政府通貨に踏み切ることは、それだけのインパクトが発生するということだ。

 世界は今更、日本抜きの経済は考えられないだろうから
 ‥右に習うか、ガンを飛ばすかの二択を迫られる。

 日本の役人がそこに自覚があるのかと言えば、あるような無いようなとしか判断できない。
 ‥そもそもにして
 組みしてこその世界経済なんて意識に呑み込まれていればそういうことになる。
 ようするに、「どっちに転んでも商売なんだから面倒くさいのは御免だよ」と言わんばかりの口か‥

 それはつまり、商人に成り染まったって事で、士の気概では無い。

 ‥まぁどこもかしこもそれは言えることだ。江戸時代の武士にしたって似たような所がある。
 しかし、諦めざるを得なかった開国と、いつの間にか鎖国に詰められているのとでは大違いだ。


> 自分たちだけで国造りを進められるという事態ほど、しあわせなことはない。


 実際、日本の歴史は、頭から独自路線なんだから、それこそが士の本懐と言える。

 和の国などと口にしても、和を以て訪ねるべきは向こう側の課題だ。
 もはや‥ふんぞり返って、うちらと組みましょうなどと言っている方がお門違いだ。
 憲法九条&二十五条。
 これだけの精神を携えた国家を横に、未だにドンパチしか頭に無い連中と付き合う意味があるのか?
 向こうから、同じ歩みがしたいと‥願い出てくるのが筋というものだ。

 ‥つまり

 あちらさんの姿勢としてあり得ないから、自然的に孤立することになる。
 日本寄りの国との連携を邪魔されないように注意するべきが、その後の課題か‥
posted by 木田舎滝ゆる里 at 05:24 | Comment(0) | 日記/2015 | 更新情報をチェックする