改稿.2015/09/14...20150913...
壁にぶつかって始めて私の程度を識る
壁にぶつかって始めて私を探し求める
壁にぶつかって始めて私に出会える機会を得る
壁にぶつかった私は誰から見たってお粗末だ
壁にぶつかった私は誰から見たって無様だ
壁にぶつかった私を愛そうだなんて誰も考えない
でも
そこを避けて通ろうとばかりしていると
そこから逃げようとばかりしていると
結局はいつまで経っても私には出会えない
私を識らないのに自信なんか湧いてくるわけがない
私の自信は、私を識ることからでしか始まらない
ならば、時には挫けても良いのだろう
私が本来的に、私と呼べるべき私がその向こうに居るのだから
私が成長を遂げる為にも、大いなる壁は私にこそ相応しい
私が私の輝きに出会う為にも
私は私に対していつも正直に居るべきだ
だって‥そこにしか私は居ないのだから
「でも自分に正直って何?」‥そこを諭す上でも壁はやって来る
「さぁ来い壁!」
「私を打ち負かすのは、いつだって私以上の実直だッ」
「今以上の私に会いに行こう」