2015年10月26日

【読書】「新しい道徳」北野武を読んでみた

1-4)記稿.2015/10/26

> 北野武のこの著書には、本質的なツッコミがされていない


 なぜ、最近になって道徳教育が求められているかの背景が省かれている。

 その省いている理由として北野武は、
 大人の方が矛盾を抱えているのに、お前らに道徳を語る資格があるのかと説く。
 ‥まあ当然だ。そうでなくてはタックルの甲斐が無い。


 しかしそれにしても、北野武は自らの答えを先に述べてしまっている。

 道徳は自らが身につけていくものであって、どうのこうの言うのは余計なことだと‥
 多様化の時代でもあるし、尚更だと‥

 それはそれで、正論だろうが、
 ‥教育として求められてあること自体に反対なのかどうかを、自分からそらした言い回しだ。


 (尤も、俺は、北野武の根っこを知りたかったので読んでみたわけだが‥)
 (道徳について書きしたためるとは、そういうことだ)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 13:03 | Comment(0) | 日記/2015 | 更新情報をチェックする