記稿.2015/11/23
|うねり来る凍て立つ波や東尋坊
芭蕉の俳句の「荒海や・・・」というのがあるが、
芭蕉が東尋坊にまで足を伸ばしていたら、「荒海や・・・」は没だったかもしれない。
でも旅の季節は秋だったので、まぁ寄らずに正解だったかもしれない。
当時の秋の越後の波であすこまで肥大して詠めるんだったら
‥冬の東尋坊はさぞやもの凄かったのだろう。
それにしても、東尋坊の言葉を織り込もうとすると
途端に季語で悩む。
そこで‘凍てる’を選んだわけだが、ATOKのくせに標準で変換できん。糞。
‥季語系の単語ぐらい全部網羅しとけよな。何年手掛けてんだよふざけんな。
ちなみに、東尋坊の冬の波は、津波並みの20m級なんだとか‥
芭蕉がそれを見たらどう詠むのだろうか‥かなり気になった。
著生は、東尋坊には立ってみたことがないので
‘うなり’と詠みたいが、‘うねり’にとどめてみた。あしからず。