1-1)記稿.2016/02/02
> タイトルとそれに相応しい感じの絵柄が気になって視てみた。
ところが、原作がゲームであるという点で
そのファンタジックなイメージに、色々とへんてこな設定が引っ付いてしまっており
(無駄にRPGの方にこだわっている感じ‥)
「別にパン屋でなくても好くねぇ?‥」というぐらいに、キャラの立っていない作品だった。OTL
「エルフもドアーフも要らなくねぇ?‥」
「なんでジェット速度で飛ぶカラクリ人形が出てくんだよ。」
「鋼の戦艦がファンタジーに出てくるのはアウトだろう。」
「しかもその乗組員が、トカゲ人間とかまったく以てファンタジックとは思えない。」
「戦闘能力を兼ね備えたメイド兼ドジっ娘ってなんじゃそりゃ!ふざけんな!一瞬で死ぬだろうがッ」
> ‥ツッコミ甲斐においてまとまりがあると言えば、実にそう言える作品に仕上がっている。
他に言えば、教会にたくさん居る子供たち。
あれは孤児院ではなく寺小屋で、パンを配達しに来るのは朝ではなく時間的にも昼時だし
寺小屋の給食というシステムなんだと解釈しても良さそうだ。
考えるにその辺‥キリスト教とかに断定する必要がない。
‥と言う具合に、所々仮想現実である点を強調せんとしてか、村風景は中途半端に描かれている。
中でも
トマトやコーヒーが出てくる辺りは、完全に西洋中世のイメージではなく
かといってファンタジーの食事にこれと言った基準も無いからなんでもありって感じだ。
‥なら、味噌とか醤油とかお好みソースが有ったって好いよな。
‥さずがに、たこ焼きとかワッフルとかになると金型が必要になるからアウトかも知れないが
‥パン屋ル・クールの窯が壊れても、小麦粉料理で回せるだろう点に代わりはない。
‥窯が壊れてもなぜか影響もなくパンでやり繰りしている様子には、緊張感がさっぱりと途切れた。
(べつに壊れたのが窯じゃなくてもよくねぇ?)
あと、王家である。
ちっぽけそうなその島を兄と妹で仕切っているという事情のようだ。
‥まぁそりゃどう見たって、ワケありにしか見えないよな。
両親死んじゃって、親身の公爵家にかわいがられて引き取られたけど
遺産相続に巻き込まれて、まだ若かったしでも兄は美形で、妹は聖魔法に長けてたから目を掛けられ
少しばかりのおこぼれ程度の島を治めるに至った。チーン。てな感じ。
‥どうしたって王家になんか見えないぜ。
> ということで、残念さに納得行かず、
俺がタイトルのままに感じた空気を以て、物語の筋を再構築してみた。
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