記稿.2016/02/23
> ‥どの辺が舞台なのか探してみたところ
小諸市芦原中学校というのが小諸学園のイメージに近いようだ。
それにしても、信州のあっちこっちの光景を都合良くぶち込んでいる感覚に面食らった。
実際的には千曲川が流れているわけだから、
谷間になってるはずなのに、どこまでも真っ平らで描かれ、
しかも遠距離から電車の窓がのぞけるなんて光景は、どうしても上田電鉄別所線に見えてくる。
‥それでなくとも、ずいぶんと人口密度端折りすぎの背景だ。
それでいて、街並みのキレイさはたぶん軽井沢なんだろうと思う。
新幹線だって乗り場は佐久市になるわけで、
信州の風景がどことなく、都内の距離感のように描かれているのは
全然ちゃうじゃんと言い切って良さげである。(電車の本数の問題として日常感が気になった)
> それはそれで、見せ方としては面白いのでどうでもいいのだが
「人口密度の端折りすぎは良いのか?」と問いたい。
人口密度が下がると決定的に違ってくるのが、生徒数の密度である。
どうしてリアルの日常の密度で生徒数が確保できるのだろうか?
‥決定的に文化が違ってくると思う。
そりゃ、空想の世界だから好きなもんだけ並べりゃそういう映像観にもなるのだろう。
見てる側としても、そりゃ日常の喧騒が排除されていて好い感じに見えなくはない。
‥でも、おかしいだろう。
> そもそもにして、筋の初っ端から無理がありすぎる。
それにしても、好みのぶれまくっている三角関係は趣味なんですかね?
宇宙人の乱入で尚更に混乱する三角関係にする意味すらようわからん。
‥だったら地球じゃなくてもいいんじゃねぇ。月でも火星でも未来都市で良いだろう。
‥まぁそれだとそれこそ普通に転校生の乱入だけどな。
> 記事のタイトル的にどうでもいいのだが

小諸市芦原中学校の教育目標の「知性、品性、耐性」を堂々と掲げている姿勢には面食らった。
‥どう考えたって、生徒を商品出荷に見立てたみたいな剣幕だな。
‥そんな学校には行きたくねぇ。「かしこさ、きよさ、たくましさ」で十分だと思うぞ。
最近の日本人は、日本語の形容詞を使わずに形容しようとする。そんなのは形容詞に失礼だ。
日本語の形容詞ほどすてきな響きを放つ言葉もないのにな。
‥そこを見逃した教育観はとても残念である。