2016年03月31日

【プレバト】新幹線と夏休み、俺も詠んでみた2

記稿.2016/03/31

|夏雲と新幹線や里に風

|都会から帰省を運ぶ列島網

|いきつけば お盆だけの仏国土

|乗り継いでふたたび都会汗の旅



稚草

 ‥息付けば、行き着けば

 発句はお題の写真映像にこだわって詠んでみた。
 あとは、的を帰省に絞ってみた。

 挙げ句はすでに詠まれてそうだが、そんなのどうでも好い。
 ‥五七五での四コマの組み合わせなんだから、そこまで要求しても仕方がない
 ‥別の捻りを見つけたなら、それはその人のオリジナルと言うことになる


> なぜ、四コマでの表現にこだわるのかというと


 ‥なにやら、人間様のときめきがAIに追いつかれてたまるかという事の様だ。
 まぁ考えて見れば、そういうことなんだなぁと思わざるを得ない。

 生命体として見たってさ、粋を楽しむ気迫ってのが必要だ。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 11:20 | Comment(0) | プレバト俳句 | 更新情報をチェックする

2016年03月30日

【二次創作】のんのんびより 13 二宮金次郎像のポーズの巻

↓3)改稿.2016/11/27...20160518.20160329...

 ‥凸激は、先日の登校時に
 自転車を漕ぎながら、あちこちに桜咲く通学路の景色を見はしたが
 多少荷物も有ったし、えっちらほっちらと登り道を行くのに呑気に眺めるなんてどころではなかった。

 帰りのバスにしても、まぁ悪くなかったが‥朝の方が、より景色の具合が良いはずと思っていた。

 ‥そう思えば、まだまだ一学期二日目
 凸激の目には、
 バスで行く旭丘分校への通学路が、新鮮でわくわくの花見コースに見えていた。


|のどやかなカーブ溢るる山やまの広がり見れる是ぞ田舎バス

|山桜遠くに淡く山に染むかぐわしまじくも心つたわる

|ようようと春を曲がって春の来る道なり続くバス登校

|一台や願ったりの貸し切りの道も貸し切り花見ぞ通学


 目的のバス停に到着すると、凸激は運転手さんになにやら尋ねた。


 「ねぇ運転手さん、春だけでも良いからさ、バスの天井、ガラス張りにしてよ」

 「・・・ははは、それはいいね
  でも、予算的にもかなりきびしいんじゃないかな」

 「じゃあさぁ、バスの外に何台かカメラ付けてさ
  遠くの景色や山桜がアップで、自分の席のところの目の前の画面に映し出されるってのは?」

 「いいね!‥それなら普段の観光バスでも、オプション改造だけでイケそうだよ
  なぁぼく、それ、おじさんのアイデアってことにしてもいいかい?」
 「別にかまわいけど‥俺、山向こうに見えてる山桜がもっと見えたらなぁって思っただけだし」
 「そうかい、それじゃ遠慮なく会社に提案しておくよ」


 凸激がバスを降りて振り返ると、
 蛍が酔ったらしく、後ろに続くれんげに心配そうにされておりてきた。
 言うまでもない‥
 電子辞書を下に見ていてバスに酔ったのだった。それにしてもれんげの方は至って平気にしている。


 「ほたるん、大丈夫なん?」
 「‥‥気持ちわるぃ‥で‥す」

 「ほたる姉は酔って、れんげはなんともないのか?」
 「ウチはなんともないん?」

 「(鉄人だなこいつ‥)
  じゃ、そこのベンチですこし座ってくか?
  なにも先生が先に校舎にいるってわけでもないからな」


 凸激がそう言うと、蛍もそれもそうだと思った。
 ‥べつに無理してまで、登校の時間を気にする必要もない。
 生徒の自主性を主体にして成り立っているのが、旭丘分校の実情だった。

 蛍は‥気分が落ち着くまで、とりあえずバス停の長イスで休むことにした。
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 23:50 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする

2016年03月29日

【糞】CASIO 電子辞書 EX-word 操作ガイド「学習機能」

記稿.2016/03/29


https://www.youtube.com/watch?v=MP1CLFVhTYg

 なんで単語帳つくるのに、マーカーとかして
 それをエッチラオッチラせなならんのだ。

 ここの紹介でマーカーをする意味というのは、
 字引になっていない内容の単語を引っ張るパターンの場合だけである。


> 俺はこう思った。


 辞書内なら、単語毎にそのままチェックボックスを用意して
 ↓
 チェック入れて
 ↓
 そのまま単語帳を開く時に新しい分を引っ張ってきて
 どのモードで単語訓練するかを選べばいいんじゃねぇの?
 ↓
 とりあえずストックの選択チェックと、
 集中学習向きにチェックの2つが、単語毎に置いてあれば十分だろう。
 (登録を消す時は、単語帳の方から消せると‥)


> なんかさぁ、無駄に労力になるような発想は糞だろう。
> なにしてもらいたいわけ?
> 学習の支援なんだろう、支援になってねえだろうがッ


 そこからさらに、単語の情報を整理して
 辞書から音声とかいろいろとデータ引っ張ってきて
 SDメモリーに書き込んで、そのデータを
 専用の腕時計型の電子豆単として差し込めるって感じにすべきだろう。

 「カシオだったらそう攻めないで、どうしようってのさ!」


> ちなみに、カシオの電子辞書は


 乾電池駆動を重視しているらしく、シャープと比べて画面が小さめになっている。
 シャープのそれは逆に、充電式内部バッテリーのタイプのようだ。
 その代わり、画面が大きめなのとタブレット式に使えるのは良さげに思える。

 しかし

 予備電池を用意していれば、学習の妨げにならずに済むのに
 わざわざいつ切れるかわからない持ち歩き感は、どうしたって、目の付け所がシャープとは思えない。
 ‥まぁバッテリー容量は計算能力にも影響するから、サクサク使えるかどうかが選択の分かれ目かと。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 01:08 | Comment(0) | 目の付け所をナス/2016 | 更新情報をチェックする

【見方】今時のラブドールをどう見るか?

記稿.2016/03/29

> 世の中にはいろいろとした大人の玩具というのがある。


 その発展系としてラブドールの見た目というのがかなりの領域に迫ってきた。
 ついに、人が、囲碁でAIに押されたとか‥そんな様相になってきている。
 ‥これをどう捉えるべきかというのが、ちょっと悩ましい。


> 普通に見ると発展の過程が過程なだけに、HENTAIにしか見えない。


 しかしである、石膏美術からの技術的変換として眺めると結構正常視できてしまうのだ。

 リカちゃん人形が等身大→裸体像になったとか、そんな風に考えると退くことになるわけだが‥
 ギリシャ彫刻、木造彫刻の素材で形作ってきたそれを
 単に、素材が、シリコンまたはソフトビニールになったと考えれば良い。

 すると

 ‥なんとか素材が最先端になったというだけの解釈に切り替わる。


> いやいや、しかし、生々しいし、稼働するでしょう‥


 だから、そこをもっと日常レベルで普通に感じられるような
 正常視できる方向に仕上げるのも芸術性ということだと思えば良い。
 ‥そうじゃなかったら、それこそただのHENTAIだ。

 否否、変態視しかできないという視界があるばかりである。
 ‥改善するのが人間の本懐にあるのだから、見方を変えれば良いだけだ。
 ‥改善できるかどうかのそもそもにしたって、見方云々からの出発だ。


> ではあなたなら、そこにあるリアリティをどう追究する?


 行き着く先はそう、空想キャラの生々しさの登場ということになるだろうか‥

 フィギアレベルのそれが猛烈にレベルアップして
 武将像のように等身大で街角に飾られる日常‥
 銅像ではちらほらし出しては居るが、それはあくまで銅像のレベル。
 ‥シリコン可動式になってくるとまた意味合いが違ってくる。


 例えば、ゲーセンのようなアミューズメント施設で言えば

 一緒に写真を撮るのに、稼働してくれれば、画期的この上ない。
 腕を組んでみたり、手を繋いでみたりと、そんな写真の撮り方だよな。
 五人組キャラの決めポーズチーム撮りなら、ひとり外して自分がコスプレして混ざるとかな。
 両手に花の立ち位置で、写真を撮るとかな。

 そういうのは、どう考えたって生々しい方が、しっくり来るに決まっている。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:20 | Comment(0) | 目の付け所をナス/2016 | 更新情報をチェックする

2016年03月28日

【二次創作】のんのんびより 12 電子辞書の巻

↓3)改稿.2016/05/04...20160328...

|バス停の野ざらし腰掛け振り返る夕べのあれ・・朝令暮改


 歓迎会の翌日の朝、今日も好い陽気になりそうな春の空だった。
 凸激は、時間の30分も前にバス停に来て、野ざらしのベンチの真ん中に腰掛けて考えていた。


 そうだった。ずっと考えていたのだ。


 それは、夕べの歓迎会の際に、宮内先生から渡された高検紹介のプリントを読んでからだった。
 食事も進んだ途中、先生の方からプリントを読んだ感想を聞いてきたので、

 「あ、あれ?、俺、さっきの読んでから高校に行く意味ってのがわからなくなった‥」

 そう凸激は、思ったままを率直に答えた。
 ‥それは何というか、今日一日の凸激の様子と比べれば、まったく冴えのない返事だった。
 そんな、ぶっきらな気持ちの中で、一穂とのやり取りが始まろうとした矢先に
 れんげが、横からツッコンで来たのだった。


 「なんなーそれ?、とっつん、朝言っていたのと全然違うのーん
  朝は高校に行ったら楽しむようなこと言てたんに、今は高校には行かないって言ってるん
  そういうのは、朝令暮改って言うん‥」


 確かにそうだった。第三者視点から見れば、そういうことになる。
 それはそれで、とにかく格好が付かないのだ。どう見たって格好が悪い。
 ‥そう思ったら、その話はもう良いということで、お終いにしてしまえと思ったら

 こんどは楓が、興味ありげに
 「なんの話だ?せっかくなんだから聞かせろよ」という次第になった。


 高検紹介のプリントがその場にあったこともあり、
 結局、宮内一穂は、凸激の学力状況をすっかり話さざるを得なくなった。

 居合わせた一同は改めて驚いたものの

 ‥ここ旭丘分校の立場からすれば、高検があろうとそんな選択支は有り得ない
 全員揃ってその存在に疑問を抱きつつ、不思議で一杯になるのが当然だった。
 だから、どうしてそこで凸激が高校進学に疑問を抱いて止まったかは、誰にも解らなかった。

 一穂にしてみれば、教育の難しさを改めって実感した‥そんな面持ちだった。
 (‥でもまぁ、押さえるところは押さえた、成るようになれ)それが一穂でもあった。


 そんな感じで、夕べの歓迎会は過ぎたのだった。


 凸激にしてみれば、自分の学習事情の点については却って都合が良かったことから、
 一穂に対する信頼はさらに上がっていた。無論‥それを一穂が知る由など無かった。

 凸激が思い引っかかっていたのは、言うもない‥れんげのツッコミにあった。

 あれから、なんだか、自分がひどく半端に思えて癪だったのだ。
 ‥自分の中の何かが揺らいでいる感じが、とにかくみっともなく思えて癪だった。


 それはそれで、まずは、第一目標をクリアーしないことにはどうしようもないのだと、
 気持ちを切り替えて、凸激は、マイ電子辞書にスイッチを入れたのだった。
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 16:02 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする

2016年03月27日

【発掘】紫式部の辞世の句

記稿.2016/03/27

> 宇宙全史別巻2「誰が地球に残るのか」に紫式部が登場していた。(抜粋)


 彼女の最後の言葉です。

 「つきはみかよの‥」

 で意識が途絶えています。
 おそらく辞世の句を詠もうとしていたのでしょうが、そのまま亡くなっています。

 何を詠みたかったのでしょうか。

 「今生では今夜の三日月のように中途半端で、自分の思いはすべて成就したわけではないが、
 次に生まれて来るときは、思いっきり好きなように生きて満月のように納得して死にたい」

 そういう歌だったようです。


> ‥とあったので、詠みの続きを試みた。


|つきはみかよのけふのつゆ もどらまほしきよいぞもちづきのつゆたし

|月は三日夜(世)のけふの露 戻らまほしき宵ぞ望月の露たし



> ‥こんなところでどうだろうか?(なんか、男っぽい?)
> 源氏物語は読んだことがないので、読んだことがあったらまた多少違うかも


 ‥それにしても
 現象を霊的に精査して、その様子と当人の気持ちを読み取ることはできても
 創造的な頭の中の歌の次第に関しては、
 口に出て来なかった言葉は拾えないということらしい。

 なるほどなるほど‥

 当の本人もその時の想いという奴を引きずっていないから成仏できてるわけでして
 霊を呼び出して、詠んでみてくださいと言われても、困っちまうという事になりそうだな。

 たぶん‥そこに肉体の重みがそろわないと、具体的に定まらないのかも知れないな。

 詩なんざ、自分をそこに導いてなんぼだからな‥
 掴んだらメモらないと、すぐに消えちまうからな‥
 リズムにメロディだからな‥


> それにしても「‥納得して死にたい」ってどう詠むつもりだったのだろうか?


 俺は、「望月の露たし」と三日夜の露に引っかけて詠んでみたものの、通常そんなん詠まねえし
 普通は「こう生きたいです」で閉じるんだぜん‥
 「生きたいです」をすっ飛ばして、「死にきりたいです」とは
 如何にも、いい暮らしが前提の余裕を感じるよん。

 尤も‥彼女の場合のやりたいことは学問という中身だとのことなので、お間違いなく。
 (どう転んでも文系なんだろうなと思われる。反発するものが無いと熱にならんのだとさ)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:49 | Comment(0) | 宇宙な? | 更新情報をチェックする

2016年03月26日

【二次創作】のんのんびより 11 歓迎会の味の巻

↓4)改稿.2016/11/27...20160326...

 旭丘分校教師、宮内一穂の自宅(宮内家)において、転入生、夕向凸激の歓迎会の準備が始まった。
 名目は歓迎会ではあったが、特にぎやかな飾り付けをすることなく事は進んでいた。
 それは、一穂の判断からそのような具合になった。
 ‥凸激の雰囲気から、もしかしたら、お勉強に差し障りが出るから発言を想定してのことだった。


 さいわいそのような中止に至ることはなく、凸激もまたその辺の華やかさにこだわる性格に無かった。


 楓、蛍、れんげ、凸激の四人が、夕食の準備をしている合間の
 ‥その頃‥
 一穂は、自室にて、凸激の為に特別なプリントを作成していた。


 いつの間にか、その歓迎会の大ざっぱさが、一穂自身に
 凸激に教師たる貫禄と意地を見せる上においての時間とタイミングを都合していた。
 わざわざ急ごしらえにプリントを作ることになったのも、
 ‥口で説明するだけよりも、何かと書き出しておいた方が、後で混乱しないだろうとの考えだった。


 「いやぁインターネットってのは、ほんと便利で助かるわ
  こんなのひらで言葉選んで、整理してたら、全然間に合わないからね」

 一穂は、自室にてノートパソコンをネットに繋げて
 ネット記事をコピペしながら、自身の言葉を足して再構成した後、
 ‥それを最後にプリンターで印刷したのだった。


 ※ ちなみに
 旭丘分校にはまだネット配線は届いていない事から(予算的に無理)
 一穂は、ノートパソコンを持ち歩き、プリンターは自宅と学校の両方に備えて
 どうにか‥宿題や学習に利用するためのプリント等を作成していた。(まぁそんな感じ)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 23:44 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする

【プレバト】秋の箱根すすき、俺も詠んでみた

記稿.2016/03/26

|浪返す すすき恋しや箱根旅

|君思ふ 箱根の里の夕すすき

|風すすき 箱根を踏んで早る足

|久々の君とすすきの吾が箱根



稚草

 ‥江戸後期もしくは明治頃の箱根の里に暮らす旅商人が
 すすきの頃を境に行ったり来たりしている感じ。

 「そんな商売あったんかいな?」

 江戸の頃の箱根の山は茅を植えていたと聞くが
 茅の収穫期は秋なので、注文聞きにでも出かけていたとかなんとか‥
 ‥まだ祝言はこれからそうな村の男と娘の恋路。


 宝永噴火の後の箱根近隣の暮らし向きがどうだったかはまったく知らん。


> どうでもいいが‥すすきと好きの引っかけということで、よろしく。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 02:30 | Comment(0) | プレバト俳句 | 更新情報をチェックする

【プレバト】河津桜と菜の花、俺も詠んでみた

記稿.2016/03/25

|花見事 河津を歩く良き日和

|川面にのどかさ映やす河津雲

|川に沿ふ 花と菜の花 添う河津

|訪ねたや暮れて花照る河津川



稚草

 縁あって親戚が居るので、
 毎年のように行く機会はあるのだが、俺は行かねぇし‥

 お題から外れた詠みもあるが
 お題写真が、河津桜まつりのサイトからの採用らしいので
 サイトにあった写真群から詠んでいる。

 形としては、去年‥詠めなかったリベンジだよね。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:08 | Comment(0) | プレバト俳句 | 更新情報をチェックする

2016年03月25日

【プレバト】新幹線と夏休み、俺も詠んでみた

記稿.2016/03/25

|喧騒とビル群去るとつい昼寝

|夏空が飛んでくればと闇の中

|トンネルをビューンと抜け里の涼

|ご到着さらに乗り換え汗走る



稚草

 昼寝ができるほどだから、帰省ラッシュじゃないでしょうな。
 新幹線の中は空調快適で、外に出ると汗どばー
 ‥そこの差が今の時代どんな感じかは知らん。


 ピース又吉の
|故郷の声 走らせて涼新た
 に誘われて、遅まきながらにやってみた。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:26 | Comment(0) | プレバト俳句 | 更新情報をチェックする