2016年03月14日

【不可解】河村たかしVS.名古屋市議会が茶番に見えた

記稿.2016/03/14

 名古屋市議会は8日(2016年3月)、自分たちの議員報酬を
 年額800万円から1455万円に引き上げる条例を可決した。(4月から一気に655万円の報酬アップ)
 河村たかし市長は「市民が納得するわけがないじゃないか」
 ‥「委員会審議もしないで即日可決する恐ろしさ」とあきれ顔で語った。


> 呆然と見聞しているままだと、こう見える。


 市議会側が勝手を始めた。
 ‥じゃ、そいつをひっくり返してください、河村たかし先生という筋立て。


 しかしこう考えることもできる。

 ‥市議会側は阿吽の呼吸で先手を打った
 最低限の狙いで言えば、さらなる給与減の防止である。
 うまく行けば、報酬額のアップを減引きするだけでもにんまりになる。
 どちらにせよ、どっちの言い分も立てていく形が得られる事になる。

 そしてそのインパクトは、今や全国的な空気基準として扱われんばかりだろう‥


> 財務省と閣僚の駆け引きにしてもそうだ。


 選挙を前にして、如何にも内閣側は増税には乗り気ではないというフラグを立てて来た。
 そうすると、自民党への期待感がもたげてくるのだろう。
 そんな期待を100%裏切ってきたにもかかわらず、なぜか狐につままれたような空気になる。

 まるで‥財務省が敢えて嫌われ役を買って出て
 自民党に花を持たせようと、見せかけようとしているかだ。


> どちらのケースも、結局は同じ枠組みの間柄に位置している‥阿吽なのだろう。


 一方で、円相場である。
 アメリカは勿論、日本の政権がまたひっくり返ると
 その途端に急激な円高が待っていそうである。

 ‥そもそも

 今の円安は、自民党の議席数の獲得多大による所が多い。
 現状において、それの投資が選挙前と言うことで、まだ生きているから
 それ程に大きな変化を見せずに収まっているのだろう。
 ‥ならば、景気へのさらなる激震は、アメリカ大統領選挙の結果次第と言うことになる。


> そのまさかの対策を今から仕掛けてきたとしか思えない。
> まさに、国民をここまで簡単に押さえ込できたトッリクがすでにスタートしている‥


 ‥群集心理ってそんなに単純だったのか。OTL
 其を積極的に私的利用する業を裁く法律は無いにせよ、人権尊重の精神にはそぐわない。

 そんなこんなで

 今時の役人の頭の中にある正しさとは、
 幸福の追求が憲法に記されていれば、それは自分たちの為に与えられた権利だと言わんばかりになる。
 憲法が役人への戒めなら、まさに聖典と同じ扱いだ。
 ‥それ以外の大衆への聖典など存在せず、布施さえしていれば良いと言わんばかりなのだろう。


 憲法改正の空気にしたってそうだ。
 ‥役人に都合良くなるように、すべてを仕立て直さんとしての段取りにしか見えてこない。
 ‥役人になる為の競争。役人有利。役人天国。役人こそ人なりと言わんばかりである。

 まぁその手の空気が、古代からずっと続いて来ちまってるわけである。
 ‥それを伝統とか名誉とか支持しちまってるのは、そもそもにして大衆でもある。
 ‥自分で自分を知らずとそっちに導いてしまうのは、はっきり言って病状だな。


> 大体だ、いざ九条党と言わんばかりの野党連合団結劇場にしたって
> 政府紙幣に関しては未だにノンタッチのままだ。


 結局は‥「財源問題で裏切りますよ」と公言してるも同じだろう。
 誰が期待できるんだよ。寝ぼけられたままでは支持できませんぜ。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 15:57 | Comment(0) | 日記/2016 | 更新情報をチェックする