2016年03月15日

【二次創作】のんのんびより 03 鍵の用と不用の巻

↓3)改稿.2016/04/30...20160315...

 凸激が、れんげと蛍のあとに付いていくと、校舎どころか教室にも鍵が掛かっていなかった。
 ‥呆れた気持ちで教室の中を見回していると、女子二人がどこかに行くようだった。


 「おーい、どこ行くんだよ?」
 「ウサギさんの世話ですよ」
 「あと、ニワトリさんもいるん、どうせだから、一緒についてくるのーん」

 「ウサギさん‥ニワトリさん‥??」(う〜ん、嫌な予感がするぜ)


 どうしたことか、校舎から飼育小屋までかなりの距離があった。
 凸激は思った。「なぜなんだ?‥」
 ただでさえ人数の少ない学校なんだから‥校舎の近くに作れば良いはずだ。
 なぜ、そうなっていないのだろうか‥
 そして回りをよく見れば、有り余る敷地内には、畑も見受けられた。
 それは、どこからどこまでを学校との境界と見ればいいのかに悩ましいほどだった。

 ‥しかしまぁ、それはそれで散策に飽きの来ない分校に思えた。

 飼育小屋に着くと、そこの扉にはなんと、唯一と思しき引っかけが付いていた。
 その引っかけが鍵(?)とは言え‥留め口に合わせて捻って固定する構造にはない。
 なんともまぁ‥扉が風で開かなきゃ良いぐらいのとても簡素な鍵(?)だった。

 凸激はそれを見るなり、にやっとした。
↓/続きを読む/↓
posted by 木田舎滝ゆる里 at 23:52 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする

【二次創作】のんのんびより 02 俺は夕向凸激の巻

↓3)改稿.2016/04/29...20160313...

 今日は進級始業式、そして転入初日‥凸激が旭丘分校に通う初日だった。

 見事な快晴の朝、
 早ばやとまだ誰も来ていない旭丘分校の校門に、
 夕向凸激(ゆうむかいとつげき)が姿を現した。
 凸激は、例の如く‥小五のくせにマイ中学教材を運ぶべくして、自転車で登校してきたのだ。
 さすがにランドセルには収まらず、荷を運ぶのにちゃっかりと自転車登校を試みたのである。

 以前の分校担任のアドバイスで、持ち運ぶのも大変だろうからと
 同じ中学参考書と問題集を二つ揃えて、一つは学校、一つは自宅に据え置くという作戦だ。
 そんな手があったのか‥と感心した凸激は、
 「じゃ、小学校の教科書も持ち運ぶ必要ないじゃん」と決めていた。
 なにしろ、凸激はすでに‥個人的には小学校課程を終えていた。

 その恩師との挑戦は、もはや凸激自身の目標になっていた。
 分校という環境を生かして、ちゃっかり小学校の内に中学課程を修了させようというのである。

 ちなみに、引っ越して新たに通うことになった‥ここ旭丘分校では中学校も一緒だった。
 それゆえ‥凸激の学習意欲には、半分やけくそさが入り交じっていた。
 恩師との挑戦を果たしたとしても、そこには同級生も部活動に励める仲間も得られず、
 ただ黙々と勉強せざるを得ずの道のりに、退屈さを募らせつついたからだ。


|校門に 男一匹影ぞ立つ 旭たくまし丘すがすがし


 「ちっ、少し早く来すぎたか‥
  暇だし‥もう少し詠んでみるか」
↓/続きを読む/↓
posted by 木田舎滝ゆる里 at 23:45 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする

【日記】他人のキャラだとしゃべらせ方が今ひとつわからん

記稿.2016/03/15

> のんのんびよりをネタに二次創作を始めてしまった。


 まぁまぁ順調に進んではいるが、
 れんげと一穂のテンポは、かなりのんびりした感じで
 ‥なかなかにピントが定まらない。

 とくに、れんげ語は今ひとつよくわからん。

 どこかの方言がベースにあると思うのだが、まったく情報が無い‥
 原作のマンガ家のペンネームも「あっと」だし、年齢不明だし、
 どうも‥本人が分校時代を辿ったらしいという感じに思えるだけで
 その辺の発言も一切出て来ない。


> そんなこんなで、他のアニメのチェックに没頭しようなら
> 一気にインスピレーションが剥がれていってしまいそうだ‥
> よそ見をせずに一気に行かないとダメなのは、実に悩ましい。


 それにしても、作者はなぜ男のくせに、敢えて女オンリーで描いてんだ?
 ‥俺に言わせると、不思議の世界である。

 とくに蛍にいたっては、どこで自己主張させればいいのか、俺的にはさっぱりである。
 ‥作者にもその辺の縛りにハマっているように感じ取れるところがある。
 ‥そのような場合、思い切って、れんげの登場しない話になっていたりする。


> それにしてもあれだな


 三姉妹の年齢差が8〜9ずつ離れてるのって、どんな家庭で、どんな親なんだ?
 現代の感覚で考えたら、バツイチで子持ちとか挟まってそうな話になる。
 ‥でも、そんな雰囲気は見当たらない。

 爺ちゃんとか婆ちゃんとかも存在感だけで、どこで暮らしているのかさえ不明だ。

 農家現役なのか引退してんのかすら不明だ。
 ‥通称そういうのを、姥捨て山設定と呼ばざるを得ないのだよ。


 まぁ、老人を画に描こうとすると画力が求められる。
 その前に、描く気があるか無いかでもある。
 男キャラを敢えてはずして描いてる時点で、その気がゼロなのは、痛々しいぐらいによくわかるさ。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 23:09 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする