2016年03月16日

【二次創作】のんのんびより 04 自己紹介の巻

↓2)改稿.2016/04/30...20160316...

 進級始業式を終え、旭丘分校での一学期が始まった。
 当然ながら教室にいるのは、先生の一穂、生徒の蛍、れんげ、そして凸激の四人だけである。


 「それじゃ、とっつん、もう仲良くなってるみたいだけど
  改めて自己紹介してもらおうかな」
 「なんだよ、先生までとっつんって呼ぶのかよ
  さっきまでは夕向くんだったのはなんなんだよ」

 「いやぁもう、一学期も始まったし、
  ここではいつもこんな感じなんだよね
  どうしても、とっつんて、呼ばれるのはダメかな?」
 「ダメかどうかじゃなくってさ、そんな呼ばれ方されるのに慣れてないんだよ
  むずかゆいって言うかさ、なじまないって言うかさ、まだピンと来てねぇし」

 「じゃ、以前はなんて呼ばれてたのかな?」
 「え?、何?、これって自己紹介のうちに入るのか?」
 「おっ、切り返しうまいな。じゃ、はじめて」
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:53 | Comment(0) | ネタ文学 | 更新情報をチェックする

【短歌】311から五年復興総括‥十二射

記稿.2016/03/16

|努力型経験積んで価値を得る未体験に安全などなし

|失敗の許されず事象を押し切れど 思考の欠落あるが人なり

|世の中の安全などと言うけれど 所詮は誰かの御輿担ぐだけ

|気が狂うほどの毒素を身に纏う原発認可ぞキチガイの巣窟

|あー言えばこー言うずるさの役人の一人いるたび事故の確率増

|多数派に呑まれてばかりの偏向の弱さのどこに保障などあるのか

|あれほどの災害見てから腰据えて計画>採算>暮らしぞ二の次

|今ここの暮らしに気持ち萎えたなら人並みなんぞ白紙が相場

|国替えの沙汰に潔く身をまかす先祖の覚悟あればこその里

|あれも自由これも自由ぞ不自由なり人の石垣崩してばかり

|「人は城、人は石垣」その意味の足元に生きずして里ぞ来ず

|そもそもの保障の上のふるさとに価値が無いから弱気の勝れり
posted by 木田舎滝ゆる里 at 11:15 | Comment(0) | 日記/2016 | 更新情報をチェックする