↓1)改稿.2016/05/01...20160317...
本日この後(一旦帰宅してから夕刻)
宮内家において、凸激の歓迎会が予定されていた。
‥凸激にはとくに断る理由はなかった。それよりも宮内先生の実家という所に興味が注がれていた。
自分で詠んだ短歌のままに、凸激は、
‥宮内先生のことを、妹想いのよくできた良い先生だとして、まんま信じ込んだのだった。
もとから、凸激は、自転車を学校に置きっぱにして、帰りはバスで帰る予定だった。
この日の朝の都合上、
どうしてもバスの乗り降りでヘマをするわけにはいかなかったし
そもそも、日に数本しかないバスの朝一番の様子がどんな具合かは、
実際に乗ってみるか、分校メイトから聞くまで、凸激には信じられない顔だった。
そんなこんなで、凸激は、自分の自転車を校舎の中に入れて置くべく、
れんげと蛍に校門の前で、少しばかり待っていてもらったのである。
‥二人にしても、凸激を宮内家まで案内する向きがあった。それでなくとも乗るバスは同じだ。
「へへ、待たせたな。
先生も『良いよ』って言ってたから、俺の自転車、校舎の中に置いてきた
ほんと、宮内先生って、すてきな先生だよな、大当たりだぜっ(にこにこ)」
「くふふ、どうやら大当たりの意味は、お気に入りの意味だったようですね」
「浮かれていられるのも今のうちなのん
姉ねえのいつもの姿を見たら、きっと残念に思うん‥」
「くくく、ぷっ、あんなの見たら、ゆうちゃん‥どんな顔をするのでしょうか?
今からそれを思うだけでも笑いがこみ上げて来ちゃいます。ぷはははっは」
(ほたるん・・・なんかキャラ変わったのん)
「おーい、二人とも!、なにしてんだよ、早く来いよ!」
「んなっ・・・いつの間に、坂の下まで行ってるのーん」
「それじゃ、わたしたちも少し走って行きましょうか」
|これからの通い路くだる帰り道 友よぶ声になんと青空
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