記稿.2016/04/25
> デリケート【delicate】は一般に繊細の意味に用いられている。
しかしだ、最近の若い奴に見られる‥
人前に出て何か発言しようとすると腹が痛くなるとか、吐き気をもよおす風なタイプを
そのように表現するのは、違うと思う。
‥そういうのはそのままに
即腹、即吐と書き表した方が通りが良い。
しかしそれはその者の感覚であって、第三者に直接に言い伝えるには、症状としてよくわからない。
そうなると、即鬱、即憂ということになるだろうか‥
しかしそれにしても、鬱などという症状との区別が付かない。そこで、
> 並苦【へいく】:人前で普通にできると思われていることが難しい様。
まぁこんな感じになるのではと思う。
アスペルガー症候群等にも用いることができそうだが、どこが境になるかというと
‥人前が苦手という意識があるかないかだろうか。(ひっくるめると、意味としてはぼやける)
(日常としては、当人に自覚が有るか無いかが相手に伝われば良いので、そんな感じかなと)
「私、どうしても並苦なんです」
「ああそうですか、それじゃ、我が社では、端末席ということになりますね」
「あのう‥端末席ってなんでしょうか?」
「我が社では、自宅勤務もしくは自宅待機のことをそう呼んでおりますが‥」
(・・もしかして・・ここってブラック!?)
「どうしましたか、並苦でもひどくなりましたか?」
「・・・端末席でも一生懸命頑張らせて頂きます‥」
> 懸末【けんまつ】:並苦なのに人並みになろうとして頑張ろうとする様。
「お前ってさ、並苦なの?」
「なぜそう思うんだ?」
「だっていつも一人で居ようとするじゃん」
「ほう、それなら、そういう見方をする方が並苦なんじゃないのか
俺から言わせればな、スマホと睨めっこばかりしている奴の方がよっぽか懸末だろう」
「・・お前、それって自覚が無いだけなんじゃないのか?」
「それを言うなら、お互い様と言うことになるだろう
だからこそ、並苦は、当人に自覚があるかどうかが重要であって、
第三者から誘導的に持ちかける言葉として扱ってしまいかねない偏見に用いるのは間違いだ」
「つまりそれは、自己申告扱い用語ということになるのか」
「そりゃそうだろう、気の持ちよう次第では、いつ直るとも限らないわけだからな
こちらがレッテルのように貼っちまったら、迷惑なだけだろうが」
posted by 木田舎滝ゆる里 at 09:34
|
Comment(0)
|
提案熟語
|