記稿.2016/04/29
|高尾晴れ吸い込む新緑はずむ息
|新緑に高尾天狗かムササビか
|だんご食む新緑ゆるり高尾道
|高尾から都心なじり新緑笑む
稚草
高尾山には登ったことが無いので去年はパスした。
今年のお題はリフトの写真なんぞにあるが、リフトは好かんので尚更にパス気配。
「ああ、イメージ湧かねーし‥今年もパスだな‥」などと思いつつ
たまたま
ヤマノススメなるアニメをチェックしているところに、にんまり。
高尾登山がばっちり描かれてるじゃん、ラッキー!
(ムササビについては、“ダーウィンが来た!”でそれなりに知ってた)
> 勢い余って、‘高尾’と‘新緑’の両方ともぶち込んで詠んでやったが‥
発句のイメージと流れはバッチリだが‥字余りが微妙に多めな感じ。
二句目は「あ、あれは‥」ってな感じだが‥かなり苦しい。もはや映像感だけの捨て置き。
(ムササビを欲張ったので、まぁしょうがない)
三句目は‘食う’だと歩き食いしてるみたいなので‘食む’にした。‘食む’だとその場に座ってる印象。
挙句の“都心なじり”は、してやったりな詠みになったが、一望を見てるのかどうかが今ひとつ‥
‥言うまでも無いが、四景句で組み合わさって、ようやくな点は素直にきびしい。