2016年05月11日

【一行詩】NHK「ガリンペイロ 黄金を求める男たち」から詠む‥十二射

向宜詠吟.2016/05/11

|たくましいけどちっぽけ すごんでもヒト
|朽ちようとも黄金 手にしようとも不文律

|誰しもが辿り着いた巣窟 されど這い蹲ってなどいない
|同じ夢への共有だけが孤高のなぐさめ

|やってることは家族(?)‥やりたいことは自慢(?)‥
|そんなにも汗を耐えるのに、それもクソッタレにすぎない

|望みだけが俺を生かしている。叶わない方が長生きできそうだ

|夢は手に入らず。手段とて心ここにあらず。目的が牢になる
|押しつぶされそうな憂鬱がジャングルを掘る
|出会うのはみんなワケありだ‥やっぱり極上が好い
|極上なんか知らねぇくせにまるで知ってるようなガキだな

|自分を信じてるというだけのクソッタレ




> うた詠み終わります、ありがとうございました。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 19:30 | Comment(0) | 短歌・俳句・川柳 | 更新情報をチェックする