向宜詠吟.2016/05/13
|茶山晴れ 真っ直ぐ拝む白き富士
|茶摘唄 富士に和気吹く青い空
|富士にっこり 茶摘みの声に茶の香り
|手前まで待てぬと富士から一番茶
> うた詠み終わります、ありがとうございました。
稚草
課題は、富士市今宮からの光景なんだそうだ。
去年のリベンジになるんだが、
やっぱり‥現場を知らねぇ奴が詠んでもねぇ‥
少なくとも、普通に言えば
だからこそ、詩人は現場に出向いてこそ詠むべきなんだよ。
できれば多少は棲むべきだと思う。
そこらの部屋で句会を開いても、そりゃただの言葉遊びなだけでして
それで上手いとか拙いとか、侘びも寂びもない有り様さ。
でもあれだよ
詩人が現場に出掛けても、飲み食いするように詠み捨ててもね
それは違うでしょって思えば、部屋の中で大人しく言葉遊びに始終するしかない。
素寒貧でもさ、蹴飛ばされねぇ時代にならないと
部屋から出てもつまんねぇ光景しか目に付きそうにないからな。
詩人は、広報役でもジャーナリストでもねーんだよ、ただの声なんだよ。
‥ただの声に成りきれているかどうか、それだけだろうな。