向宜詠吟.2016/05/19
|新緑でもてなす箱根この登り
|緑陰を踏みつつ登る赤列車
|鉄橋を孤高に越えつ万緑渓
|しみじみと紫陽花交わし山の駅
> うた詠み終わります、ありがとうございました。
稚草
御殿場線はここ最近の範囲で乗ったことはあるが
箱根登山鉄道はどうにもさっぱりと記憶に無いほどだ。
しょうがないので、Google画像を見て参考にした。
カメラポジションがパターン過ぎて
撮り鉄のセンスに萌えが感じられないのだが‥
鉄道が大好きと言うより、ただの観光だよな。
‥頼むから
根掘り葉掘り俺はこの鉄道を丸ごと知ってるぜって画が欲しいのだが‥
それは俺のググり方が悪いのか??
> とりあえず、上の詠みに整ったのだが
発句は、とくに鉄道で無くても良い詠みで、
それに該当するようなスタート地点の雰囲気がわからないのでかなり適当。
(‥どちらかと言えば、箱根ロープウェーな感じか)
二句目はばっちり写真がヒットしたので、満足に詠めたと思う。
三句目は、字余り気味だが、俺の趣味。
(一番下の梅沢富美男の句の俺の直しでも悪くない)
できたら挙句は駅名を放り込みたいところだが、知らねぇし。
‥そういうところまで、写真に撮ってくれないときっちり詠めんのよ。
‥それともなに、どの駅にも紫陽花が咲いてるの?
手直し.2016/05/21
|新緑に父の笑顔が顔になる 荻野目慶子亡き父への想い
|新緑や父の笑顔は風となる 手直し(夏井いつき)
随分と前に亡くなった父への気持ちのはずなのに、
いつの間にか、死後直ぐの墓の前での詠み観ありありの直しに‥(有り得ねー)
‥しかも、なんて清々しく詠んでんだよ。キチガイか?
直された方も感動しましたとか、おおボケじゃねーか。
そんな清々しい奴が今更になって、父の死を悼み返して詠むわけねーがや。
↓(余りにも残念すぎたので直してみた)
|新緑に偲ぶる風や父の顔
|遠足の歓呼轟く箱根道 chay
|遠足の歓呼轟く谷こだま 手直し(夏井いつき)
↓(おもしろそうなので直してみた)
|駅伝や歓呼轟く箱根道
|万緑を穿つ朱なる列車かな 梅沢富美男
|万緑を穿つや赤き列車来iぬ 手直し(夏井いつき)
‥又又やっちまってますね、わざわざ来を使わなくても行くでいいだろうに
万緑を穿つ朱なる列車行く‥まぁそれだと平凡だし直しのインパクトも薄いから
わざわざ中七を中句切れにして「穿つや」にしたんだろう‥どっちもどっちじゃねーか。つまらん。
‥できれば梅沢富美男の気取ったままにグレードを上げてもらいたいのだが
どちらにしても、列車に比重が寄せられては、季節感のそれてとしてのパンチが釣り合わない。
↓(直してみたら、とても好い感じになりましたとさ)
|万緑を穿つ橋越ゆ赤列車