記稿.2016/06/05
「あのう、僕とお付き合いして下さい」

「えーそんなこと急に言われても、わたし今、恋とかって気分無いのよね」
「そこをなんとか、気分出して一緒に盛り上がってくれませんか」
「まぁ、せっかくだしそんなに言うんだったら
しもべとしてわたしの三歩後ろから付いてくるぐらいなら構わないわよ
僕って書いてしもべって読むでしょ、同じことよね」
「え?・・・」
「どうしたの、もう用無いならわたし帰るからね」
「あ、あのう‥」
「なーに?」
「しもべからのランクアップはあるのかな‥」
「そんなのあなた次第よ、先に言ったでしょ、わたし今、恋とかって気分無いって
そんなことも分からないようじゃ、ずっとしもべのままかもね」
「少し考えさせて下さい!」
「・・・まぁ好きにしたら」