2016年06月13日

【詩】完全性ゆえに次あり&一首

向宜詠吟.2016/06/13

失敗に気が付いて「やり直したい‥」と思うがゆえぞ完全性
完全さの本質を知らぬがゆえに、失敗を怖れて行わず、気がつかず
完璧さという思い込みと偏視野が自滅に追いやる
成功し続けるという無知 成功し続けたいと思う無知
前進の停滞は関わりの均衡から‥すべてに同一の成功例の当てはまるなど不能
正しさなど誰も識らぬ‥存在し続けて居る内はとりあえず善し
やり直しが完全性なら復活もまた然り 眠りもまた然り
滅びとは均衡の破綻 受け入れの破綻。関わりを蔑ろにして尚突き進むこと能わず
復活の支えにある次第こそ共生 遠慮したき次第こそ無力と拒絶
「やり直せるのか?」迷惑の程を思い入れば、仕切り直し・蟄居・退去の避けられず
先んじて頂きを踏んで退けば反旗を忍ぶに及ばず。頂きに住まう登山無し


|人気さを安きに請け負う社会ほど無知が前提の願い多し



> うた詠み終わります、ありがとうございました。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 16:58 | Comment(0) | | 更新情報をチェックする