2016年06月27日

【HDD】ガリガリ音を黙らせるには制振ゲル

記稿.2016/06/27

 デスクトップパソコンのCドライブに2.5インチHDDを使っていると
 3.5インチに比べてガリガリ音が目立つなぁと思っていたが
 その要因の最も大きいのは、安っぽいベイに入れて配置しているからと云うことに気がついた。


> 同じ位置に、静かなはずの3.5インチを配置してもガリガリ言い出すというショック‥


 そこで、制振ゲルシートである。
 特大サイズの制振ゲルシートを、HDDの回転軸の真下に配置して
 ベタに床面下から、ひたすらにHDDを積み重ねた方が、ずっと静かになる。(固定ベイ不用)

 尤も、回転軸の真下にだけでは、ひっくり返らないとも言えず心許ないので
 色々とした調整が必要になる。(百均制振ゲルを適度に刻んで挟むなど‥)
 (できれば、HDDの下に敷くのに最適な形状での販売が求められる)
 (風通しを考えると、下面全域に貼るというのはお勧めできない)


 ‥と言っても、ケース毎にできる範囲には限りがある。


 制振ゲルを間に挟んで積み上げたHDDのサイド崩れ防止の工夫として、
 ネジ穴にネジをあえてかまして、
 ネジにニクロム線などを挟み込むなどして、ぐるぐると固定してしまえば、
 ‥具材がこぼれでるような悲劇には至らないはずだ。
 (板状のアルミパネルで固定できるような資材があれば尚好い)


> また、制振ゲルには、埃がこびり付きやすいので


 剥き出しのままにあるHDD基盤を養生しておこう。
 (電磁波・ノイズ吸収シートなんかが最適だと思う)


> 単純に、2.5インチHDDを3.5インチの上に


 金属マウンターをかましたまま、制振ゲルでぺったっと貼るだけでも
 そのガリガリ音の抑制は、効果てきめんになるはず。
 (ノートパソコンにも応用できそうだが、SSDの選択肢もある)



 ‥ちなみに、空冷の風位置は
 HDDに近ければ近いほど良い。1mmほどの距離にまで近づけるのがコツ。

 ‥まぁようするに、ペットボトルで作るエコクーラーと原理は同じ。
 狭い口からすきま風を入れて、その風が解き放たれて広い空間に放流されると冷えるという図式。
 風の入る量が決め手だから、近ければ近いほど効率が上がる。

 理屈で云えば、HDDのサイドをガッチリ塞いで、固定して
 HDDの間に風を差し込む開け口を差し込んで、その開け口から風が入るようにファンを当てて
 出ていく方向にはサイドの余りをあえて延長しておき、風の抜けを二段階にするなど‥

 ‥そんな、工夫をしてやれば、適度な風量でもエコクーラー効果を追加で得られると思う。


> まぁようするに


 HDDの外面形状をもう少し工夫して
 エコクーラー効果を得やすい取り扱いにすべきだろうね。
 できれば、始めから制振ゲルで積み重ねるような仕組みにして、ネジレスにしてしまうのが
 サーバー運用には、メンテナンス軽減によろしいのではないのかと思いまーす。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 18:25 | Comment(0) | パソコン悩ましいZ | 更新情報をチェックする