2016年07月31日

【短歌】Pixiv画家 コーラ作品から詠む‥11射

向宜詠吟.2016/07/31

> コーラさんのページは → こちら


|夕暮れてバイパス向こうの街灯り田舎に似合わず日々幻想
|星泳ぎ宙を巡らむ旅なれど思えば袖なる銀河水槽
|カーブミラー景色を二つ写しては見る人からは景色ぞ三つ
|蛍の夜、流れ星が姿見せ、一緒に飛んだ水辺の幻想
|この道で故郷までやハイウェイ、否、都会の黄昏運ぶまい
|舟の窓見渡す限り星の上、夜明けに醒める蒼き星の青
|水槽の向こうに秋を置き添えて金魚の赤と映えし紅葉
|夕闇に見とれて止まる駅向こう都会の空に何をいとしむ
|夢の果てガラクタだらけに二人きりそれでも一緒に語る宵
|知られずに見事なままの光たち 宿りし息吹ここの夕暮れ
|海面に静かに伸びる都会の灯 いくつもいくつも冷え込む闇辺



> うた詠み終わります、ありがとうございました。



稚草

> いやぁ、インスピレーションの湧く画でございまして、実に好い。


 でも、なんだか、良いところにお住まいのお方のようでして
 ‥そんな一枚を見たら一気に引きましたぜ。
 ‥それにしてもこのお方は、田舎が好きなのそれ程でも無いの?
 ‥都会にしてもそうだな、ちっとも伝わってきませんな。
posted by 木田舎滝ゆる里 at 10:06 | Comment(0) | 短歌・俳句・川柳 | 更新情報をチェックする

【哲学】非凡なる目標論

↓2)記稿.2016/07/31

 自由にほだされると、目標はなぜか自己中になる。
 ‥なぜかそう‥
 そうやって、まわりが動き出すと、もう、バラバラだ。
 そして、能力主義がもたげだす。
 それをなぜか誰も咎めない。
 咎めようが無いと思ってしまうほど、できる側に頼り切る。
 自由と言いながら、実は頼り切る事の方が大きい。

 その頼り切った様は、上に立つ側も実は同じだ。

 できない奴らが居たから、上に立てたというその今の居心地がある。
 其を失うことを非常に怖れ、先手を打たんとして策を練る。
 そりゃもう小賢しい、しかもそれらを尤もな顔で社会的な目標に押し上げるのだ。

 誰しもがレールから外れることを恐れ、いつの間にかそれでさえ受け入れ始める‥

 ひとり一人の程度や気持ちにそぐわぬそれらは、どうしたって
 次なる出来不出来を撒き散らすばかりだろう。


> 目標のそもそもを自己中にしているのはなんだね?


 それこそが、自由だよ。
 他者を選り分けて始まるという自由の基盤だ,蹴落すとも言う‥
 自分が頑張っただけを手に入れる‥そんな言い分だ‥
 それだけの為に‥よくもまぁ頑張れるものだよ、それはもう呆れるね。
 大体だ‥そんなところから始まるヤリタイを、よく目標だと言えたもんさ。
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:35 | Comment(0) | 哲学/一般 | 更新情報をチェックする