記稿.2016/11/30
> まず、総選挙の選挙区戦の場合
その選挙区の投票率×獲得投票率=国会での一票力
投票率50%×獲得投票率30%で当選なら
その御仁の持てる国会決議での一票力は、最大1.5です。
1くぎりなら投票力ポイントは1になります。
1ではちと全体での釣り合いに乏しいと判断するなら0.7でも構いません。
その場合の投票力ポイントは2です。(切り捨て)
‥落選したのに比例代表での復活も有り得ます。
その場合は、問答無用で投票力ポイントを1に制限するとしたルール案も挙がるでしょう。
> この時、古狸を追い出してリフレッシュを促すべきと折り込むなら
比例代表だけで望む場合の当選を、
総選挙全体での投票率×党の獲得率=比例一人辺りの一票力
‥とする見立てが可能です。
こちらの場合ですと、与党の勝率としては、圧倒的に有利になりそうです。
‥ただし、選挙区戦で落選した議員を優先的に復活させたいなら、
当全体での総党票ポイントが減る仕組みに置くのが望ましいのです。
> 落選議員の比例復活にリスクが無いというはおかしいのです。
この案での、比例戦での一票力は、確実に政党の優勢を左右し、支配します。
今まで死に票だったはずの効力が、国会に姿を現すことになるからです。
‥まぁその辺、どのぐらいを1ポイントに据えるかは立法の定める所かと思います。
> このアイデアを、「国会票の投票率の見える化ポイント」とでも銘打っておきます。
> 略して「票率ポイント化制」です。
一人一人の議員に、獲得票率でのポイント力とした差が生じるのです。
多ければ多い程、格が上がる雰囲気ですが、まぁそういう空気になるかと思います。
(例えば、一票力が1ポイントしか無い議員は大臣指名を受けられない‥なんてルールもありかと)
ただし、それをキッチリと採決に活かすには
国会での採決をデジタル化して表示する仕組みが求められてきます。
> ‥政党として賛成票を出さざるを得ない場合でも、持ち点の全部を入れる必要もありますまい。
> 義理票は義理票、忠誠票は忠誠票、本音票は本音票です。
‥なんなら採決拒否欠席をさせない為にも
反対へのポイントも合わせて、キッチリ投じる仕組みにすれば良いと思います。
(起立のみのどんぶり勘定はよろしくありません)
(あとから振り返ってみて、法案の賛成率との比較もまた参考にできるからです)
さてさて是のルールで悩ましくなるのが、選挙速報です。
ただの議席数だけですべてが決しなくなるのです。
‥ここに、とてもスリリングで新しきドラマをもたらす可能性が秘められているように思います。
(とはいえ、議席数が多きに越したこたぁないんですよね)
(とはいえ、反対に全体の議席数の多少に縛られる必要も無いと)