↓3)記稿.2016/11/10
> 未来が確定すると過去が変わる
> この不思議な感覚のそもそもは、未来軸を書き換えた謀反によりもたらされた産物と言えるだろう。
あるA軸上のX地点から、本来のY地点に向かわずにY2が発生したとしよう。
(これは歴史的な大事件のレベルで考えてもらいたい)
(神界事で言えば、トカゲにパーフェクトヒューマン計画が乗っ取られたような大事である)
すると、地上では戦火以外に変化がうかがえずとも
神界の頭上から見ると未来がすっかり変わっている事は勿論、
振り返ると過去も変わってしまっているのだ。
‥どのぐらいの頻度で変わるかは、全体の意識に左右されるかと思われる。
少なくとも、それの変化は、自身の記憶に思い違いのような感覚としてまずのし掛かる。
‥夢の中で確認したわけでも無いのに、ここは自分の家と思い込むような不可解に近いかと思われる。
(ただし、夢の中の一つだと気がつけないと、以前の過去など無いも同然だ)
> そこには、可能性の幅&ベクトルが変わった事象がうかがえているのだ。
斯様な事件が起こらなければ、多くの者らは
過去や未来の書き換えに興味など持たなかったかも知れない。
しかし、書き換えられてしまったが故に、様々な好奇心として実験の対象になったはずである。
ここで需要なのは、未来が自分たちの手から離れて、どんどん書き換えられていくと
自分たちの意志が反映されない相殺の事態に持ち込まれかねないと言うことである。
‥そうなると、書き換え合戦ということになる。
戦でも言えることだが、主戦場となるべきポイントが存在する。
そこの時間軸に飛んであれこれし合うにしても
記憶が維持できないようでは、戦うことができない。ゆえに肉体に宿るとした所作が欠かせない。
(肉体に宿ることで得られる記憶は、思い込み以上に定着が強い、死んでみれば判るだろう)
幸いなことは、たぶん、パーフェクトヒューマン当時の完成形の肉体に宿った神体は、
そこから得ただろう記憶がハッキリしていただろうと言うことである。
どれ程の未来と過去を見たかにも由るだろうが、主格となる記憶が残されてあったのだと思われる。
> 当時の記憶が維持されてる範囲に於いて、反撃の狼煙にも成り得てきたと思われる。
つまり、Y地点に向かうためのルートを知りうるということだ。
(未来から見たわけでは無いので、当初のX地点から眺められる程度である)
しかし、Y2地点に向かうことになった時間の流れは、早々簡単にY地点に戻るわけではない。
いろいろとした可能性の中から、
Y1地点を見い出しつつ、少しずつ想定されているY地点を取り戻す過程において
未来を取り戻す過程において、失われていた記憶を引き寄せるような感覚なのだと思われる。
‥欲張りな科学者とも成ると
さらに失われた太古の昔を思い出せるだろうルートを思い浮かべたのだろう。
人間なる実験は、そこにまで飛躍して拡張されたとも云える。
それほどに人間の放つ感情は、甚だしいエネルギーを発するように作られているという‥
(全体の意識がそれを望むように傾けば、見えるかも知れないということか‥)
↓/続きを読む/↓