2016年12月10日

【勝手句帳】054 28-12-3 静岡新聞掲載分から

↓4)向宜詠吟.2016/12/10

|ゆっくりと杖をつきつつ歩く我それをおいこす若き足あり      牧ノ原市・浜木綿短歌会


 ‥いやはや、老いの視点ですなぁ
 まぁ、杖といっても怪我すりゃ突く松葉杖もありまーす。

 追い越す追い越されるにしても、何をそんなに意識なさっているのでしょう。
 確かに‥若さが気になる点は誰しもに訪れる問いにあるにせよ、

 ‥詠みにまで老いを持ち込む必要を誰も強いてなどいないのです。

 つまり、そのように思ったままに、自分を追い込むのもまた自分なのでーす。
 普段の何気ない小事でそれでは、何事も気持ちからして大事には対応できませんな。


> 大事こそ共生なのです。
> 斯様にも、比較意識がちらついては、とてもとても乗り越えられない方の選択でーす。
> ‥選択と云うよりは、性格‥もとい症候群ですな


|ゆっくりと杖をつきつつ歩くたびお呼びになきや吾の内より
|挫けては支えて貰えぬ世の中のさらに選別成果優先
|明白や関わらぬ方が身のためと反りもそれたる吾が道ぞ亀
|朽ち果てて逝くからこその雅なら雅を求む敢えて用なし
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 23:19 | Comment(0) | 名句にポン/2016 | 更新情報をチェックする

【勝手句帳】053 28-12-2 其の2静岡新聞掲載分から

↓7)向宜詠吟.2016/12/10

|前を向け影で支える人がいる       伊豆市・川柳ともしび吟社

|前を向け影で支える人いる そこの格差に気がついて給れ


> ‥格差は格差でも、支えてくれる人の数の格差とは、一体全体なんでしょうな??


 そこに格差を感じると、応援する気にもならないのは、性格かも知れませんが、
 誰からも応援して貰えないのに、応援する気にはどうしたってなかなかならんでしょう。

 まぁだからといって、自暴自棄になるかどうかは、これも又性格ではあります。

 そのままほったらかにしておけば良いという意見が多数を占めていると
 格差問題が解決することなんてのは、まず有り得ません。
 そこにあるのは努力ではありません。明らかに支える気概があるかどうかです。
 ‥その気概をどうしたらお互いに引き出せるのかは、どうしたって気概しかないんですな。


> 世間一般には、そこを真っ直ぐ、誠実、責任、愛などと言っとりますが、


 それの多くは、自分を支えるのにやっとです。
 ‥自分に得になるようにしか考えられない気概など、否、
 斯様な社会状況にあるそれらを気概とは言わんのです。(簡単に流されますから)




|風の音雨の音にも秋深む         島田市・川根榾火俳句会

|秋の声風に雲に私に つつしんで清貧「いざ大坂」


 *私(わたくし)

 ‥ネタの詠み、なんか整っているように見えて、「あれ?」って詠みなんですな
 良く考えて下さい、凝縮した表現に「秋の声」があります。まさにそのひと言で済んでしまいます。

 でもまぁ、「風の音雨の音」という掴みが悪いというわけでもなく
 そこをなんとか活かそうと、+七七への引っ張りを考えている内に、
 ‥狙って詠もうとしてる訳では無いんですけど、またまた真田ネタになっとります。
 
 なんでも、この「いざ大坂」の時に始めて「幸村」を名乗るんです。


> ‥それにしても


 鐘銘事件 慶長 19年7月26日(家康がイチャモンを仕掛けた)
 大坂冬の陣 慶長19年10月2日(真田丸が出来上がっちまってる)
 この間なんと数ヶ月です。

 真田幸村が、真田丸を提案して、改めて作業に掛かるまでを考えると
 わずか一ヶ月足らずで仕上げないと、勘定が合わないほどの突貫工事です。
 ‥その上、抜け穴まで用立てていた勢いに思われます。

 ‥今の技術で考えても、足場づくりの組立(突貫)〜解体だけでも半月‥

 まさに一夜城の勢いで作らないと間に合いません。(目ん玉飛び出るぐらいの勢いです)
 真田丸を妄想にも‥CGできれいに描いてなんぞいるようですが
 とてもとても、斯様に華やかだったようには思えません。


> 昔の日本人はわりと小柄だったとの論もあります。(特定の武将は大型のようですが)
> 超能力のような術がマジで使えていたようにも思えてなりません。
> 上田城にも抜け穴があったとの話もありますし、ほんと謎です。
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 01:50 | Comment(0) | 名句にポン/2016 | 更新情報をチェックする

【勝手句帳】052 28-12-2 其の1静岡新聞掲載分から

↓6)向宜詠吟.2016/12/10

行く秋の火点し頃の鐘一つ        掛川市・いちご俳句会

|山里の釣瓶落としに鐘一つ 又一つと黄昏のはざま


 ‥地域差でしょうかね?、昔を思い出してなんでしょうかね?
 「火点し頃」と言うのが‥今ひとつ馴染みが無いのでよく分かりません。

 「鐘一つ」鳴るという光景にしても、都会ではもはや薄れてしまっています。
 ‥そこを思うに、山里の光景だろうと踏み、斯様なまとまりになりました。


> 「釣瓶落とし」が上手に使えましたぜ(うほぉ♪、ごっちゃんです)




|静寂を受けとめている青い海       伊豆市・川柳ともしび吟社

|静寂を受けとめけるや月の海 照れる波間に伸びたる光


 ‥詩情としては、「何かな?」と思わせるのですが
 「青い海」より「月の海」としたほうが、より受けとめている感じが出るかなと思い
 月の道な感じに引っぱってみました。


> ‥なんと静寂に包まれた月夜なのだろうか‥
> 海も又その満月の静寂さを受け入れているかのようだ
> その静かな波間に照り出されて伸びる月の道がまたなんとも言い難い
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:00 | Comment(0) | 名句にポン/2016 | 更新情報をチェックする