2017年01月22日

【勝手句帳】072 29-1-17 静岡新聞掲載分から

↓8)向宜詠吟.2017/01/22

信濃路や落葉松の奥まで時雨      静岡市・清風俳句会

|時雨さす嬬恋踏めるからまつ路 木々のはざまの惜しみける眺め


 

 ↑は野上彰:「落葉松(からまつ)」のコーラスでーす。(適当に見繕っております)


> ネタの句の掴みは悪くないと思うのですが、調べてみた感じでは


 「信州路」と云ったら諏訪に続く南北ライン
 「信濃路」と云ったら長野側の浅間山の麓周辺‥(?)
 「奥信濃」と云ったら浅間山からぐっと群馬寄り
 「木曽路」と云ったら伊那・飯田を含む辺りから岐阜に続く旧街道‥(?)

 ‥どうにももどかしいので
 (そのまま、参考にしたブログの写真のわかりやすさから「嬬恋」で盛りました)


 * 時雨=A比喩的に、涙を流すこと。
 * 時雨さす=(感動の涙に解釈‥感動すること)&木枯らし一号のあとの風合い


> キタァ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!、ついに、百人一首のとんちレベル


 俳句の季語風景と、和歌の伝統的な眺め(長雨)のカップリングが描き上げた奇跡。
 雨っぽい風情を盛りつつ、「実は晴れ詠みwww」


 http://s.webry.info/sp/ymanotayori.at.webry.info/201510/article_6.html
 (参考写真は「晴れ」ですが、そのまま効果的に「時雨」を盛っておりまーす)


> ‥何という感動的な景観が続くのだろうか(まるで縷縷の涙が溢れ出るようだ)
> 落葉ざれした嬬恋のカラマツ路は、実に素晴らしい!!
> 木々のはざまから見える眺めが、これほどに味わい深いとは‥
> (このままどこまでも、カラマツ路の木々から抜ける青空の風合いにこころ打たれて居たいぜ)


 ‥実のところ、下の句がどうにも‥すっーとは、出てきませんでした。(四日ほど悩んだッす)

 雨が降ってりゃ、どうしたって「眺め」なんて見えるわけがねぇ。
 あるのは「長雨」とした掛かりが伝統のようですが
 ‥そこを見事に裏を掻いて、「時雨さす」を心の感涙の意として、晴れに成立でーす。

 「やっぱ、晴れっしょ!」

 ちなみに、実景なんざ未だ踏み知れずでーす。(というか落葉松を理解してませんでした)
 写真のできサマサマでーす。(これもまたコラボのちからという奴ですな)
 ‥無論、ネタの句の「時雨」も有ってこそでーす。(青空を見て「時雨さす」は無理でーす)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 23:45 | Comment(0) | 名句にポン/2017前半 | 更新情報をチェックする