2017年02月19日

【勝手句帳】081 29-2-11 静岡新聞掲載分から

↓4)向宜詠吟.2017/02/19

|列なして一打の鐘を待つ冴えた星座の下         浜松市・槙の会

|さぁ響け、列をなして待てり除夜の鐘の一打
|いざ一打、星座の下に余韻たれ吾が元日の祈り


 ‥是は自由律ですね。槙の会は自由律のようです。

 着眼は好いと思いますが、リスペクトのように
 もう少し焦点を自分の順番が来たときに絞ってみるべきだったのでは‥

 カメラで撮るにしたって、そりゃ自分の番が来てからです。

 待ち順の時の星見がどうのなんて推敲途中の余韻です。
 自由律なんですからね、尚のこと、焦点の着目が欠かせません。




|立ち位置はこの星の上冬銀河              静岡市・のぼる句会

|立ち位置は氷上の湖 赤きオーロラ


 ‥ネタの詠みは、どことなく俳句甲子園ぽい装いです。
 どうせなら、もっと具体的にと思うところを自由律で表現してみました。
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 07:35 | Comment(0) | 名句にポン/2017前半 | 更新情報をチェックする