↓11)向宜詠吟.2017/04/02
|横綱の力の限り豆撒きぬ 静岡市清水区港町
|横綱や力の限り豆まきぬ 鳳凰降りき 春 稀勢の里
‥相撲詠みか、まぁあって然るべきか
それにしても、器用に詠み込んでますな。
ということで、酉年に引っかけて引っ張りました。
「豆まき」はさしずめ、「福は内」叶ったりって所でしょうかね。
(ちなみに著生は、角界とて芸能スポーツ同じくさほど興味なし)
> ‥ここでの技法的には、「降りき」終止形か「降りし」連体形かになりますが
「降りし春」では、春だけの印象は否めません。
この年の間ぐらいは‥との思いでくくろうなら、願いを込めて「降りき」で句切ります。
また、「春、鳳凰降りき」とすると
‥詩情としては、だからなんなのとツッコみたくなる印象が痛いところです。
「是からですよ」との印象を誘うには、キャッチコピー風に盛る方が気分出るかなと。
|木の芽吹くほのかに聴こゆ風の音 長泉町・ながいずみ俳句会
|風吹けと伝わる希望木の芽から 解縮したる命のふしぎ
*解縮(かいしゅく)‥参考:【提案熟語】解凍×→解縮(かいしゅく)
開縮の方が良さげな気もしますが、開閉と同じに扱われては心外です。
ここでは、見ている側の気持ちを含めた解放の意を兼ねて「解縮」です。
‥「木の芽」ネタの句が、時節柄目に付くようになりまして
是はイケるんじゃないかなと、ネタの句と目が合いましたが
すっかりリスペクトしちまっております。
‥何が気に入らなかったのかというと
「ほのかに聴こゆ」‥どこか静岡の句会に有りがちな感性に思えてきました。
「風の音」‥木の芽と何の関係があるのかが今ひとつ足りていません。
「吹く」はですね‥「吹いてない木の芽があったらもってこい」の印象です。
> ということで、全然イケてなかったのですが
> リスペクトと比べてみると、「木の芽」×「風」の掴みがポイント高かったようです。
(夏休み等も含め、ガキの頃から日曜といったら寝坊にも夢見にしか関心がなく)
(それゆえ出歩かないから、木の芽に注目してみたことなんてねぇ!)
(今だってさほど変わらんよ、排気ガス吸いたくねぇし!)
> ‥圧縮した空気を解縮しながら走る車の技術があるんだってな
> (まんま「空気解縮車」やん)
「ガソリン車」等‥液体燃料系には、さっさと寝入って頂くしかありませんな。
‥燃料の重さが超絶に軽いっす。(液体燃料を積んで走るなんざ論外の世界)
タンクローリーもガソリンスタンドも不要。
もはや、空気圧縮車をその辺に配置しときゃ良いだけの話です。
その圧縮燃料づくりにしたって、太陽&風&水でイケるんじゃねぇの。
つまり震災時対応としても、空気圧縮車を、広場に置いておけば良いと言うことです。
(そいつがさらに飛行装置付きともなれば、世界市場でもブレーク間違いなし)
(でもなぁ空に上がると気圧が変わるからな‥その辺、技術力で差が出るところだろうな)
↓/続きを読む/↓