↓5)向宜詠吟.2017/05/18
|初蝶の頭上にまとい宮詣り 沼津市・香陵句会
|初蝶がおつむに居よる宮詣り まずはその怪を払いませう
*怪(け)‥あやしいもの。
‥詣での「詣」の字を、参りに当てて、「宮詣り(みやまいり)」
(盲点でした、好いと思います)
‥まぁ「宮」ですので、仏閣ではありません。(江戸時代がどうだったかは判りません)
仏閣なら他力本願も有りかと思いますが、神道は自立云々とうるさいところですからね。
「初蝶の頭上にまとい」って、そりゃアカンでしょ。
> まずは、そんなお花畑思考をお祓いして貰わないと。
> 「そのつもりで来たんでしょ?」と、ツッコまれちまい兼ねませんな。
「お祓い」=「お清め」=早い話が手入れです。掃除です、洗濯です。
その穢れ・汚れ自体を「悪」とした概念ではありません。
根絶やしにせんとして改めよとか‥そういう事ではありません。
満たされない想念なり、ナイモノねだりばかりの想念などを払うことで
気持ちを落ち着かせるという所に、お祓いの意味あります。
‥でもまぁ
効率の悪いモノの見方というのも確かにございます。
しかし、それにしても、気持ちが落ち着かないのでは、客観視もままならないと‥
(仮に‥客観視できたとしても、身についた習慣はそうそうに改まらないのが相場です)
(神道の神々の方針は、実に気長ということになるかと思います)
(なにしろすべてはバランスに左右してこそですから)
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