2017年08月01日

【勝手句帳】133 29-7-28 静岡新聞掲載分から

↓6)向宜詠吟.2017/08/01

|楽しみがこみ上げてくる朝の靴      袋井市・どまん中川柳

|楽しみがこみ上げてくるおろしたて いのちの産声 耳き入るような


> 何でもそうだけど、おろしたては好いよね
> 新しさの中に産声を耳(き)くような感動がある
> (だから、その感動が裏切られてあったともなると、不愉快甚だしくもなるということだな‥)




|白百合の群生暁に開く          長泉町・ながいずみ俳句会

|白百合の次々開く夜明け前 かんばしきかな風下の道


> ‥その昔なんかは、夜明け前の朝早くの行商の道を通っていますと
> ひっそりと群生している白百合が咲き始めて
> 風下の道沿いに、その咲き立ての芳香が漂ってくることがありました
> 「早起きは三文の得」とは言いますけどね、あれほどのお得に出くわしたことはございませんよ
> 今時の都市環境を見るに‥「随分と貧相になったなぁ」ってほんと思いますよ
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 17:28 | Comment(0) | 名句にポン/2017後半 | 更新情報をチェックする