改稿.2017/09/05...20170904...
> @、|コントラスト|−|Y(offs)|=0
> A、コントラスト=0 & Y(offs)=0
‥この二つは、調整中画面からは、ほとんど同じだと思い込んでしまうが
よく調べてみると
@の場合は、スポットライトに見られるような陰影がしっかりと乗っており
Aの場合は、それがしっかりと除去されている(8:5フィルター適応時)
‥エンコードしてみると
スポットライトで乗るような陰影は、キツい陰影に成りがちなので
アニメの場合、陰影を濃くすればするほど、赤黒い映像にハマる
> さらに、調べてみると
8:5フィルターを用いているせいかどうかまでは確認していないが
用いる限りで言えば、Cr(offs)の値の効果変動がとても大きく
0、1、2の程度でさえ、映像に乗る赤味の強さが随分と違っていた‥
<色調補正>
明るさ : 43(ノーマル)
コントラスト: 0(ノーマル)
ガンマ :−10(ノーマル)
輝度 : 17(ノーマル)
色の濃さ : 69(ノーマル)、111(上げてみるのも有りだが‥明らかに色味不足の時に限る)
色合い : 0(ノーマル)
* ガンマ値は、僅かばかりだが、黒味のしまり(見映え)が改善するので保持した
<拡張色調補正>
Y(offs):5‥(黄色味のバランスを整える)
Y(gain):−8‥(Y(offs)で飛んだ色味を戻す。この時ブロッキングノイズが大幅に減る)
Cb(offs):−2
Cb(gain):0
Cr(offs):1
Cr(gain):0
R(offs):−1
R(gain):−49
R(gamm):1
G(offs):−49
G(gain):1
G(gamm):98
B(offs):−128
B(gain):79
B(gamm):256
> というのが、アニメをよりビビッドに見たい場合の色調補正&拡張色調補正の最適値になる
‥完成した作品の色調をいじっていないエンコードに対して‥とした条件が付くと思うが
言うまでも無く、色調をいじることは、非可逆性にしかならないので
マスターデータの保持は欠かせない
‥陰影をキッチリ残すエンコードは、それはそれだが
ここでは、如何にアニメの色をより鮮やかにして視聴できるかに目的が有るので
まずは、エンコード時の4:2:0に減衰した後でも、色味の印象が適切であることが求められる
‥余計な陰影を取り除いてしまうので
暗がりの場面が見やすくなる反面、作品の狙いがぼやけることにも成るが
見やすくて当然として見慣れてしまえば
それの影響から、作品の作り方にも変化は起こるだろう
> 尚、これの状態のアニメ映像をTV画面で見る場合
規定に用意された視聴モードはどれも適さず
ユーザーカスタムにて、すべての値を0設定にすることをオススメする
(はじめから最適化したんだから当然だな‥なんだ0にすりゃ良いんじゃん)
* 色の濃さについて述べると(機種にもよると思うが)
勝手に増幅されるので、濃すぎるエンコードは精細さを失う要因にしかならない