

> 「あれ?」‥どうして俺はこの道を独りで歩いてるんだ?
> 一体、どこでおかしくなっちまったってんだよ
> ‥やっぱ、思春期に文通だけって無理だったんだな‥


> ‥どうにも、夢見る文学少女と化していた彼女‥


> ‥雪の待合でも読書とは、相当だな‥

> そうなると・・あの時の彼女の様子も解釈変わるよね
> あれは、相思相愛と言うよりは、むしろ‥ただロマンに酔いたいだけだったのかもな
> 近くに居られたら、もう少し違っていただろう(きっと)

> 結局、距離感が縮まることは無かった‥


> ああ、俺の恋は、青春の中で死んでいたんだな
> 文学に殺されたと言ってもいい‥(どうすりゃ、良かったんだよ)
* 「たぶん心は1センチぐらいしか近づけませんでした。できれば誤解しないで欲しいのですけれど‥」
‥だぁ、がっかりな文面だな、そこは
「たぶん心は秒速5センチメートルぐらいでしか近づけませんでした。」だろうが‥
‥そうじゃないと、ピンとこないんっすけどね。(彼にしてみれば、救いにも成らないと)