2017年09月13日

【AviUtl】被写体の周りで反射する空気ノイズを取り除く限界設定(実写)

改稿.2017/09/13...20170912..20170911...

> 暗がりがどうして消えるのか?


 ‥実に不思議だったが、よくよく考えていくと
 暗がりもノイズの一つにすぎないとして考えると(映像の脇役でもあるが)

 ‥そもそも、撮影とは
 被写体への光のノリ具合の状況の記録であって
 被写体以外の映り込みは極力避けたい
 (例えば、間にある空気‥空気による乱反射、強烈なライトなどの余計な明るさ)

 つまり

 カメラと被写体との間にある空気の乱反射&ライトの余分な明るさがノイズの主因になる
 だから、空気に映り込んだ反射を極限まで取り除いてやれば、被写体だけはクッキリしだす‥
 ただし、極限まで取り除くと背景との一体感に欠くので、使いどころが多少気になる

 ‥ということだったようで、静物・顔写真・ブロマイド・AV・医療には、とくに有効な解釈だ‥


<色調補正>
補正レベル :レベルA、レベルB、   レベルGod


明るさ   :  60、    68
コントラスト:  37、    42
ガンマ   : −23、   −26
輝度    :  37、    42
色の濃さ  : 192、   220 → 256
色合い   :   0、0〜|220|−256


<拡張色調補正>
Y(offs) : 37、 42
Y(gain) :−60、−68
Cb(offs):  6、 10、(
Cb(gain):−98、不特定(概ね49
Cr(offs): −3、 −5、(
Cr(gain):−79、不特定(概ね−49
R(offs):−1
R(gain):−49
R(gamm):1
G(offs):−49
G(gain):1
G(gamm):98
B(offs):−128
B(gain):79
B(gamm):256


 *ただし、RGB24ビットでの編集状態であることが欠かせない

 4:2:2でも、Cb(gain)&Cr(gain)をいじるときに歪みに成りやすい
 基本的にCb(gain)&Cr(gain)をいじると色味が薄れるので、色の濃さを濃くします

 (Cb(gain)&Cr(gain)を共にマイナスに振ると、色味を抜いてモノクロに振れるようです)
 (プラスに振ると濃くなるので、色の濃さを倍にする必要は無いみたいです)
 (その代わり、西日や暗闇の色抜け効果が弱くなるようです)


 ‥レベルAのCb(gain)&Cr(gain)値において
 Cb(gain)&Cr(gain)値を−128に振ると、西日の色味を完全に抜いてしまう限度になります

 ‥レベルBは、昭和の特撮の復旧レベルです(とくに劣化の著しい映像用)
 (小林昭二にペーギー葉山の肌の色合いの再現が、とにかくムズい)

 ‥レベルGodは、映像に艶が発生します
 ただし、艶が出て感じるかどうかは、映像次第かもしれません(サンプル不足)
 (西日なんかはそれなりの風合いで残ります)


> 暗がりは勿論、部屋に差し込む西日だったり、ライトの明かりでの見えにくさだったり
> この設定で概ねスッキリと差っ引かれます(理由はまったく分かりません)


 ‥写真でも、余計な暗がりが消えて、美麗に仕上がっちゃいます
 (ぶっちゃけ、高級なアプリでえんこらするより、サクッとイメージが出せるかと)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 16:03 | Comment(0) | エンコードが始まらない | 更新情報をチェックする