2017年10月06日

【勝手句帳】151 29-9-29/9-30/10-3 静岡新聞掲載分から

↓7)向宜詠吟.2017/10/06

|夏の富士夕べに淡く空に溶け言葉少なき男如く    焼津市・「菩提樹」小川短歌会支部(9-30)

|夕富士や濃暮にひたり黙すまま 寡黙の背丈どこぞ参らむ


 *濃暮(のうぼ)‥薄暮(はくぼ)が初夏を指す事から晩夏を指す意にしてみた。

> 富士の山が夕焼けを浴びている姿は、侍か旅人が、どこか遠くを思い眺めている様よの
> あれな寡黙の背丈で、どこに行こうって言うのかね?
> (儂らはただただ平穏な明日が来るのを望むだけだけどな)




|はたと止む「六根清浄」虹富士      静岡市・いきいき俳句の会(10-3)
|はたと止む「六根清浄」富士虹      手直し

|虹を呼ぶ「六根清浄」富士詣で 祈りの道は天の架け橋


 *六根清浄(ろっこんしょうじょう)

> うおう、皆の衆、虹じゃ
> うおう、マジだべ、虹じゃ
> 富士山から虹を拝んだぞ、これもひとえに日々の六根清浄の賜じゃて
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 23:51 | Comment(0) | 名句にポン/2017後半 | 更新情報をチェックする