2017年12月03日

【勝手句帳】171 29-11-28 其の2静岡新聞掲載分から

↓6)向宜詠吟.2017/12/03

|見はるかす視野の限り秋桜富士高原の空の青さよ       沼津市大岡

|富士高原視野を限るな秋桜 この世の果てまで晴るかせよ


 *秋桜(あきざくら)‥コスモスの花、その和名。
 *見晴るかす(みはるかす)‥はるかに遠くを見渡す。見はらす。
 *晴るかす(はるかす)‥晴れるようにする。はらす。


> 富士高原の秋桜が見渡す限りに広がっている
> 秋晴れにじつに素晴らしいお花畑だよ
> ‥しかしまだまだだ‥
> これほどであるのならば、地球を覆い尽くしての見晴えで見てみたい
> (そんな妄想にも浸っちゃうよなぁ)




コスモスの迷路賑わい風そよぐ       掛川市・草の実俳句会

|幸せは迷路の如しコスモスら 咲き乱れては道塞ぐなり


> ‥おやおや、見事に咲き乱れては、足の踏み場も無い
> 皆で好き勝手に、幸福を追求してみたところで、この有り様よ
> これのどこが幸せの状態なの?

 「幸せを探すことが幸せ‥」そう言わんばかりだな

> ‥コスモスらの咲きっぷりは、じつにそこを思わせる
> そういうのを「押しつぶされそうな程の死合わせ」って言うのだろう
> ほとほとに、マゾ気の風情ということだろうね
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:30 | Comment(0) | 日記/2017 | 更新情報をチェックする