↓5)向宜詠吟.2018/03/17
|紅梅の舞ふや
古城の風に解け 沼津市・きさらぎ句会(3-10)
|石垣に紅梅の香 気高くて 見晴るかす天守さぞ乱舞
> ‥城の敷地の中に紅梅が満開だ
> どうせなら、折角の天守から眺めてみたいものだなぁ
> 昔は戦時の備えから、城の敷地の中にこれほどの梅も植えていなかっただろう
> 当時の殿様だって見たことの無い見晴らしがそこには在るのだ
> ‥天守からなら‥
> さぞや、気高くかぐわしい紅梅の眺めが見られるだろうよ
‥そんな光景を目にすれば
益々以て、由緒正しき恥ずかしくない営みとやらに身がしき締まるだろうよ
しかし
‥今の日本の花見の後の惨劇を思うに
天守からの拝観を予約制にして、拝観料を天気変動制にして
頂いた拝観料はそのまま寄付として扱い、修繕費用に充てるべきに思う
(でも、集まる費用をしっかりと管理できかねる空気が蔓延しているからなぁ)
|春の虹
揺らぐや空の
やはらけし 掛川市・甘藍・鴟尾の会(3-9)
|春の虹あがる雨空やわらげり 夢を描けと萌え立つるらむ
> 春に雨が上がると虹の出ることが多い
> 幾分寒いこともあるが、それほど身体に堪える程では無い
> ‥まるで‥
> すべての命に残る寒さの余韻から目を覚まして
> 夢を描けと春らしい手本を見せているかのようだなぁ
↓/続きを読む/↓
posted by 木田舎滝ゆる里 at 11:17
|
Comment(0)
|
名句にポン/2018前半
|