2018年03月21日

【AviUtl】ノイズ除去(時間軸)の副作用

記稿.2018/03/21

> AviUtlでは
> ノイズ除去(時間軸)を利用すると、見た目をほぼ変えずに圧縮率を高めることができる


 ‥しかし、その副作用として
 ブラックアウトするような場面でも
 その黒一色のはずの画面が、ゲームのスプライト処理するときの
 ANDしてORに用いる影抜きのような
 へんてこりんな画に仕上がってくる

 この副作用は

 再生時の目の錯覚を利用しているらしく
 全フレームで画面が透け込んでいる
 ‥そのような扱いを、ノイズ除去(時間軸)と表現しているようだ

 この圧縮効果を↓より強度にしたアニメの静止画コマ送りを確認すると
 どこもかしこもフェードアウトが連続したような画になっていた(んなもん、要らねぇ)


> 強さ:79
> 範囲:1
> しきい値:49


 ↑程度の設定(許容の範囲)で、二十五分もの映像で平均30〜40MB程度圧縮がすすむ
 crf値 換算で:−0.1程度の動画画質改善
 QP値 換算で:−0.2〜0.2の変動(より少ないデータで動画画質改善に見える)

 ※ 範囲値を2以上にすると、途端に縦縞のへんてこノイズが副作用として発生する率が高くなる
 ※ 強さ値をより大きくすると、好け込む度合いが高く、所々で見るに堪えない静止画像になる
 ※ しきい値を大きくしても、圧縮率にはほぼ効果なし


 (どうしても一つのストレージに収めたい理由でもない限りオススメしない)
 (視聴オンリーでしか用いない場合でなら、見た目は若干見やすい仕上がりではある)
 (静止画重視で用いない場合では、比べると若干ギラッとした感じだ)
 (この効果を狙って影響しないギリギリまで落とし込む案もあるだろうが、圧縮率は微々たるものだ)
 (静止画抜き利用を考慮するなら、用いない方が正解だろう)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 17:01 | Comment(0) | エンコードが始まらない | 更新情報をチェックする