2018年03月28日

【盲点】ウルトラマン > 仮面ライダーの人気度の理由

記稿.2018/03/28

> 仮面ライダーにしろスーパー戦隊にしろ、実質的な中身は人間である
> 改造されていようが、人間としての基本は変わらない


 つまり

 「銃火器でやり合えば良いのに、その手の変身に意味はあるのか?」
 ‥という素朴な疑問が、海外の銃社会にはある
 ‥それは、戦うなら集団対集団とした解釈でもある

 日本のような正義感優先で、自ら進んで鉄砲玉になるような概念では無い
 さらに、拳や剣を振り回すような旧式然としたやり方で、悪は滅びないとしたクールな視点でもある


 ‥これに対してウルトラマンは
 世界共通にも、巨人への憧れが遺伝的に内在しているのか関心が強い

 さらに巨大な怪獣が前提ともなると、銃火器だけで倒せずとも気にならない
 凶暴で巨大なら、さらなる切り札が必要だとした想像性に抵抗感が無い


 ‥とまぁそんな感じで
 「ウルトラマン」のストーリー性の方に分があるようだ


> 一方で


 ‥前提が通常の人間とは違い
 特殊な能力だったり、選ばれた能力という設定になると
 どれだけそれらの力を引き出せるのかという方向に興味が移るようだ

 「スターウォーズ」然り、「ドラゴンボール」然りである


> ということで


 ‥独善的な正義感という奴は、世界では通用しない
 この違いは
 日本と世界の間にある仏教が精神として生活の底にまで根付いたかどうかの違いに思われる
 (仏教観を前提に据えおいた武士の背中を見て、歴史を培ったか否かの差だろう)

 言うならば、世界の目線は能力であり、それを活かしたチームプレイにある

 ゆえに

 「正義感」=「カッコイイ」としたスタイルは、世界ではスタンダードでは無い
 「強い」=「カッコイイ」から始まるのが世界の視点と言うことだ

 (そこには、正義だからとした制限は特に無いように思われる)


> しかし、日本では


 ‥地味だろうと
 「正義感」=「カッコイイ」は根深いのである

 (そもそも、日本の技術の安全性の高さの根幹だよ)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 00:49 | Comment(0) | 日記/2018 | 更新情報をチェックする