2018年05月22日

【AviUtl】自分でオリジナルのブラウン管色を作ろう(簡易数式)

改稿.2018/05/23...20180522...

※ Bicubic Spline(指定必須×RGB24ビット内部処理)


<色調補正>
明るさ   :  49(アニメ寄り),51(実写寄り)
コントラスト:  30(アニメ寄り),31(実写寄り)
ガンマ   :− 19(輝度を上げる場合に下げるべきだが、適宜、極微量)
輝度    :  29(激しい光彩の変化への健康上の配慮、ただし暗がりむふふ映像なら適宜)
色の濃さ  :  適宜
色合い   :   0もしくは適宜



<拡張色調補正>
Y(offs) :コントラスト×1.125
Y(gain) :−|明るさ×1.125|
Cb(offs):   0
Cb(gain):   0,寄せるなら、Cb(gain):Cr(gain)=黄金比:1
Cr(offs):   0
Cr(gain):   0,ただし−Cr(gain)に寄せる場合、Cb(gain):Cr(gain)は確認中
R(offs) :   0(適宜補正用途、通常は0)
R(gain) :−(B(gamm)+|R(gamm)|)÷2×三分の一、R(gain):B(gain)=−1:2
R(gamm) :−|(|B(offs)|×2)−B(gamm)|
G(offs) :−(B(offs)÷1.618033^2)
G(gain) :   0(適宜補正用途、通常は0)
G(gamm) :(|R(gamm)|+B(gamm))÷1.618033^2−|R(gamm)|
B(offs) :−整数値‥ただし可視光範囲、−(B(gamm)+|R(gamm)|)÷2
B(gain) :(B(gamm)+|R(gamm)|)÷2×三分の二、R(gain):B(gain)=−1:2
B(gamm) : 256(項目最大値)



*B(offs)を基準値にして算出する
 端数値‥四捨五入or(0.5の場合、色合い調整適宜)
 レベルごと黄金比一覧


追加:魔法の比率(ブルー実写用)‥Cb(gain):Cr(gain):色合い=1:−2:−3
 この比率だとなぜか明るくなるので、特撮モノは、明るさをアニメに揃えるのもあり
 むふふの暗がりをいじるのに必須の黄金比 キタ━(゚∀゚)━ !!!


> ‥まるで


 ブラウン管の色合いをデザインしている世界である
 デジタル数値でほいほい調整しちゃえるのと比べると、当時の開発陣の壮絶さが思い浮かぶばかりだ
 パーツ代に何万円と注ぎ込んでは没とか‥尋常なき経済音痴の世界‥
 それでなくても、無駄に時間を注ぎ込んじゃう世界(なかなかに壁は厚いようだ)

 セルアニメに関しては、まだ微差が見られるので
 今回は投げました‥(そろそろ日常に戻りたいと思います)


 ‥今回の主目的は、ほぼ達成できました
 (デジタルアニメと実写の鑑賞用のウォッシュリンク快適値の確認)
 (セルアニメは、とりあえず先送りでも好い順番)


 ‥今後は、セル系アニメ鑑賞に快適な、ブラウンの量をちまちまと探りたいと思います


> ‥それにしても
> 平準的に色表現を目指そうだなんて、随分と大ざっぱな話に思います


 光を基準にするのか、闇を基準にするのかでもかなり異なってきます
 (業界は「黒」にこだわっている)

 光のスペクトルの多くは、赤成分が多いから(ほぼ半分)黄金比で割るなんて理解不能ですが‥
 デジタルでは、それをRGBに平準化して分解するので
 なんだか知らないうちに黄金比を適用できちゃうらしい

 黄金比を当てていくと、嫌でも黄色系が若干強く出ます
 まさに「光=黄金」のバランスということのようです


> 補足


 ちょっと遠景の風景の草の反射を付けるのに
 ちょいちょいと、白と黄色のトーンをまぜた緑を付けたりするわけだが
 それの大失敗で、黄系に色が潰れて、そいつに合わせようと白見をだそうとすると
 途端に全部が色褪せてしまう残念ケースを発見した(のんのんびよりりぴーとのとある静止画シーン)
 その点ジブリは、安定している(入念に研究された賜)
 シネマとテレビの両方に気を配った結果が、ジブリの色合いだったということらしい(へぇ〜)
 ‥その点、デジタル時代になって合わせるべき対象が無くなったと(手探り)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 11:07 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする

【AviUtl】秀麗の手が端麗の顔を撫でる端境(デジタルアニメin1)

記稿.2018/05/22

> ブルーにアニメを放り込むと‥作品ごとに微差が見られる
> どうにも青見成分が多いことが要因らしい


 そこで、B(offs)=128を基本値に組んで確認してみたところ
 むだにブラウンであることを確認した
 と言うことは、B(offs)=121との間に快適値があるだろうと予想したところ
 すぐ隣のB(offs)=123で、途端に青さが消えた

 結果

 デジタルアニメは、B(offs)=123の構成値で統合できる模様
 (ただし、セル寄りの色合いの場合には、幾分色を濃いめにした方がしっくり来る‥悟空対ジレン戦とか)

 ちなみに

 B(offs)=123を実写に用いると途端に作品差が激しくなる
 (でも中には‥良い味だして見えるようなケースもままある)
 (青見成分の調整がツボという事らしい)
 (とくに、反対色にあるオレンジ系での微差にそれが現れるようだ)



※ Bicubic Spline(指定必須×RGB24ビット内部処理)

<色調補正>
明るさ   :  49(通常),51(暗め用)
コントラスト:  30(通常),31(暗め用)
ガンマ   :− 19
輝度    :  29
色の濃さ  :  0(34)(通常),55(セル寄り色濃いめ)
色合い   :  0(27)(通常)


<拡張色調補正>
Y(offs) :  34(通常),  35(暗め用)
Y(gain) :− 55(通常),− 57(暗め用)
Cb(offs):   0
Cb(gain):   0(30)(通常),  76(君の名は。用途)
Cr(offs):   0
Cr(gain):   0(27)(通常),  47(君の名は。用途)
R(offs) :   0
R(gain) :− 41
R(gamm) :− 10
G(offs) :− 47
G(gain) :   0
G(gamm) :  92
B(offs) :−123
B(gain) :  82
B(gamm) : 256


* ちなみに、ジブリ作品の場合
  デジタルに編集し直されているのか、デジタル寄りでイケちゃうようです(驚いた)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 10:32 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする