2018年06月04日

【AviUtl】動き予測を「spatial」に絞ってみたところ

記稿.2018/06/04

> 動き予測には
> spatial(時間軸を考慮しない)とtemporal(時間軸を考慮する)とauto(適宜)がある
> 一般的には「auto」だが
> temporalには、時間軸での色合いのすり合わせが生ずる副作用がわずかに起こる
> (適切なビットレートが割り当てられていない場合には顕著かもしれない)


 ‥tempoalの発生率としては
 25分ものの場合なら100%中1%にも満たない程度
 ウルトラマンのような実写の場合だと概ね、0.1~0.2%(サイズの違いでどうなるかは知らん)

 ということなので

 spatial一択でも良いのでは‥前々から思い、今回、エンコードを出して比較してみた


> エンコードには、「SmartCRF16.5」の構成を用いた


 ‥「SmartCRF16.5」の最大の特徴は、倍速再生がキュルキュルだという点だ
 GOP程では無いにせよ、4倍速でもほぼ乱れないで再生確認ができる(アニメでも適切になるかは未検証)
 (ここでは720x540というSDサイズなわけだが、速いCPU構成ならFHDでも可能だろう)

 ということなので

 通常再生で比べてみても差なんて分かんないだろうから
 4倍速時での比較をしてみた

 結果

 さすがに時間軸での圧縮が効いているのか
 autoの方が、画像の乱れが出にくい傾向にはあるようだ
 ただし
 その代わりに、参照する枚数が常時全体的に違っているのか
 音の再生においては、spatialの拾い音の方がまだ聞き心地が‥らしくはっきりとして聞こえる
 (カラータイマーの音の4倍速再生での聞こえにおいて、その違いが歴然と感じられた)

 ちなみに、音声は、FDK-AAC(平均ビットレート576LC)で圧縮したものだ

 圧縮の増分は、増えたり増えなかったりと‥気になる程では無い(平均差‥25分もので数Mバイト)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 08:56 | Comment(0) | 洗逸しちゃうぞ | 更新情報をチェックする