↓6)向宜詠吟.2018/06/17
|大凧をぐいぐい攫う五月空 浜松市・いたや句会(6-5)
|大凧をぐいぐい攫う五月風 抗う日々の如くに夢など
*攫う(さらう)
> こどもの日にちなんで揚げる大凧行事は
> そりゃ、未来への希望を育むのも目的だろう
‥しかしどうか‥
> 五月の風に攫われる大凧を引き戻すという抗いは
> そっくりそのままに私たちの暮らしぶりそのものだ
そして今や
> 世間には、かつてほどに、夢に小躍るような空気は無い
> そりゃそうだろう
> 好景気などと囃したてられたって、吹き飛ばされ兼ねない競争社会だもんな
> 今の暮らしを維持するだけで手一杯だもんな
> (どこに夢を馳せろって言うんだい、ほとほと、すべての行事が頓痴気に見えらぁな)
‥名誉心ハラスメント頓痴気社会が!!!‥
|遠州灘真赤に浮ぶ大夕焼 浜松市・いたや句会(6-5)
|青春はまつ赤に誓う大夕焼 至らぬ吾を克服したき
> ‥まぁ人それぞれだろうけど
> 思春期にもなれば、大きな夕焼けとの対峙に、己のちっぽけさを思わずには居られまい
> そう思ったなら、克服したくなって当然だろうなぁ
(尤も、具体的な目標が無かったなら、探すところからやり直さないとならないからなぁ)
‥ぶっちゃけた話、その段階で凡人だよ‥
今更になって目標を探すようじゃ、目標を得ていた奴らに追いつけるわけが無い
世間のそんな凡人に向けられたまなざしが、ブラックになるのも流れだったろうね
(だって、目標を持っていた奴らは、給与の待遇に差があって当然だって頭だからな)
待遇差を得る為には、それこそ競争ありきの勝者の優越感こそが褒美だよ
其を手に入れる為には、どうにも他人の事なんて後まわしのズボラになるしかないさ
上から「見ぬ振り×後まわし×ズボラ」という次第にもなれば、後追う側も真似し出すだけだよ
結果として、競争による悪食へのデフレスパイラルが発生するわけさね
(そこには、青春の太陽と向き合った初初らしさなんかねぇ)
‥賞与ハラスメント頓痴気社会が!!!‥
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