2018年08月31日

【いざLinux】WineからProtonへ(Windowsアプリを動かそう其の1)

記稿.2018/08/31

> https://gigazine.net/news/20180823-valve-proton-for-linux/


 ‥ほうほう(いつの間に)
 Linuxに「Windowsの術」を噛まして、動かせるように成りつつあるようだ

 (これはもう、今から触っとかないと乗り遅れちまうだよ)

 ‥ということで
 今回選んだのが、Linux Mint 19(MATE)

 https://linuxmint.com/
 http://linuxmint-jp.net/

 (オープンソースのネックとして書き換えられている可能性もあるので‥チェックの用あり‥とある)
 (面倒くさいと思ったらtorrent版で拾うのが無難だろう)


> OSを選ぶ上での大前提は、開発&更新が続いていること、頻度が見られること
> そして今回の大目玉としては、Protonとの親和性


 とりあえず、空いてるノートに入れてみた(32bit版)
 そのあと、Oracle VM VirtualBoxにも入れてみた(32bit版)

 予定としては、64bit版も試したいが、Protonの今のところの前提は32bitの範囲らしい

 (まぁいきなり64bitでバリバリやらかしては、マイクロソフトからの圧力が凄そう)
 (Windows10の更新期間が終了する辺りぐらいで合わせないと死を見るだろうよ)


> ちなみに、Linux MintはUbuntuからの派生であり、比較的軽量タイプということだが
> ノート側のWindows XPとの比較で言うと、さほど変わりばえしないように思うけど
> VirtualBoxからの負荷だと、めちゃ軽い


 ‥Linuxインストール時の悩ましい展開として
 Linuxでも入れてみるかなんてノートは、旧型のポンコツだ
 キーボードの反応の一つや二つイカレているのが普通だろう
 ということで、USBキーボードを差すのがスタイルに思われる

 (俺みたいにキー配置を入れ替えてあると超めんどくさい)

 ‥そこはさておき
 ユーザー名の文字数制限は8文字(英数字)
 コンピューターの名の文字数制限は32文字(英数字アンバーラインハイフン程度‥??)
 パスワードの文字数制限256文字(英数字他不明)

 ‥という感じらしい‥

 (今どき英数8文字に32文字かよ)


> で、パスワードでハマった
> ハイフンを噛ましたのだが、ログインで弾かれ、てんわやんわ
> (英数字以外を入れると暗号難度評価に上昇は見られるも未対応かも‥)


 (パス打ち無し自動ログイン選択可‥慣れない内はこれに限る)


 ‥こうなると再インストールが手っ取り早い
 ところが、インストールが完結していると、CDブートに移らない

 ‥手持ちのノートの場合(Endeavor NJ1000)
 まず、再起動のスタートから「Pause/Break」ボタンを押しっぱ
 製品ロゴが出た辺りで、切り替えて「F12」を程度長めに押し続ける
 DVDの起動音が続くようならまぁ離す
 上手く行くと、ブート選択画面が表示される(そのままの位置でリターン)

 (ちなみに、下の欄に、メモリーチェック機能が表示されていた)
 (USBブートもここのブート覧から選択可能)
 (OEM形式なんてのもあったが、製品の型番を刻むだけの違いらしい)


 ‥とまぁ、とにかく、しんどい‥


 さらにしんどいのは
 BIOS画面に入れるのかが、怪しいという空気がある
 まぁ、そんな時は、空のHDDをダミーに使うかWindowsのHDDを噛ますしかない

 ということで

 HDDは2台ぐらい欲しいが、そうもいかないだろう
  代替案として、ATA←→SATA変換を噛まして
  SANDISKのSSDのボディを剥ぐと中身は常に半分程度のコンパクトという事なので
  サイズの調整ができないかなぁなんて思案している(現時点でどちらも所持せず)
  だが、前提になる手頃な変換が見当たらない(M.SATA版の小容量向きならヒットする)

 そんな余裕は無いが、USBブートには対応しているノートなら
  USBブートを選んでおけば、HDDの中身を丸々温存できるだろう
  (だが、インストール先を間違えると身も蓋もない)


> ‥さらに、USBブートが可能なら、USBからSSD起動の手もありなのでは??
> マイブートSSDを持ち歩けるという話になると、これ程に便利なOSスタイルも無いだろう
> 最悪の緊急避難時の最小選択に、ブートSSDと変換だけをラップに包んで退避すれば良い
posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:48 | Comment(0) | いざLinux | 更新情報をチェックする

2018年08月29日

【勝手句帳】248 30-8-17,18,21 其の3静岡新聞掲載分から

↓4)向宜詠吟.2018/08/29

|「南部」より「江戸」へと風鈴換えにけり齢重ねて聴力衰え    焼津市・はまゆふ短歌会(8-18)

|「南部」より「江戸」風鈴換えにけり 都市部限定アベノソンタク


> ‥東京オリンピックを実現させる為にも、まずは誘致を勝ち取らなければならなかった
> そこで安倍総理はこう言った
> 「フクシマはコントロールされている」

  それが嘘のコントロールだったて次第は、今や、白黒付いている

  ‥何もかもが‥

> 東京オリンピックを優先したがゆえのどうしようも無さだった
> それがその後に、アベノミクス下での格差に広がった
> 誰がどう見たって、復興をテコに、都市部が得をした形にしか見えてこない

  ‥今から思うと
  アベノミクスの為の忖度を自ら演じたような形だもんなぁ
  あれこそが安倍晋三の嘘ハッタリの実力見たりってところだろうなぁ‥(まさに下克上公方や)




|子の腕の細き点滴蝉時雨          沼津市・片浜松風句会(8-21)

|子の腕にまさか点滴蝉時雨 心頭ならざる死線を看取る


 *心頭ならざる(しんとうならざる)
  ‥「心頭滅却すれば火もまた涼し」ならざる
  ‥を短縮した誤解されやすい表現だが、敢えて模索。
  ‥怒り心頭の意。
  (どちらかというとこちらにも落ち度はあったかも知れないが、比率はそちら寄りとしたい心境)


> 大変です社長、心頭ならざるユーザーからのクレームが殺到しておりまして
> つまり君、リコールありきの炎上かね?
> いえ‥炎上にまでは至っていないとは思いますけど、今後の対応次第では有り得るかもと

  「なんだね、それじゃ、すべてが私の責に成りかねないって事かね?」

> ええまぁ、下の出る幕じゃありませんので‥社内的には器の見せ所かと‥


 「‥ヨシ良いだろう、責を取り無くないがゆえに
  順風に胡坐を掻いてきたのが、伊達じゃないってところを見せてやるッ」


 (‥へぇ?、ヤバいっすよ社長・・・緊張しすぎ??)
 (‥真逆の意味に整っちまってるやんす、株価が落ちるWWW)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 21:51 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする

2018年08月28日

【勝手句帳】247 30-8-17,18,21 其の2静岡新聞掲載分から

↓4)向宜詠吟.2018/08/28

|人恋うる時もありたる遠き日よ真澄みの月を閑かに見上ぐ    裾野市・鈴木図書館短歌会(8-18)

|恋すれば真澄みの月に君の顔 虫の音さやに閑かに見上ぐ


 * 真澄み(ますみ)、虫の音(むしのね)、閑か(しずか)

> 僕は貴女のことを、僕の「名月」だと心奪われました
> それからというもの
> 秋の虫の音が恋の響きにあるように、この慕情をお伝えしたく
> 月夜の来る度に、貴女の顔を思い浮かべては、想い一途に眺めております


  ‥「え☆?」なにお前、これ恋文じゃん
  いやぁそれほどでもぉうう♪

  何にやけてんだよ、にやけるにはまだ早いだろうが

  え、でも、なかなかの出来映えだと思うんだけどなぁ

  できばえじゃねぇよ、結果だから、勘違いしてると足下掬われるぞ
  それに、下の句のパンチがいまいち地味なんじゃないのか?


  エエエ、そうかなぁ‥???‥
  僕なりの直向きな気持ちが出てると思うけど


  ‥「ふーん」、ひたむきで恋をするわけか(果たしてどうなるやら)
  変化球の投げられないピッチャーみたいで、滅多打ちのOTLが楽しみ〜♪



|叢雲や芒も揺るまじあなた様 遠く偲ぶるほどの月夜ぞ


 *叢雲(むらくも)、芒(すすき)

> あなた様からの文しかと拝見しました
> しかしながらワタクシは、あなた様を斯様に思ったことが御座いません
> また、自分のことを名月になぞらえてみたことも御座いません(ちやほやはされてますけど)
> 取りあえず、今のお気持ちを大切にされるのがよろしいかと存じます


  ‥☆★ンゴ!!!

  ‥「お!」もしかして、それ返事かよ
  見せて見せてっ

  (ぷっ)‥それにしてもスゲー見事に高ピーな返歌だなぁ、こいつぁ手厳しいぜ

  まぁ気にすんなよ
  断り上手もおなごの器量の一つなんだからさぁ(つぅか最凶だし)
  口説き落としたいんなら、続けてトライだぜ
  「なぁ兄弟っ」

  「キッッ(ギロ)」‥涙目




白百合は楚々として咲く野や山に土に根を張りすくっと立ちて  裾野市・鈴木図書館短歌会(8-18)

|白百合は楚々と咲きたる野や山に 都に咲けば香の似るまじ


 *楚々(そそ)

> 里に咲いてた白百合と都に咲いてる白百合は全然違ってたンゴ!


 ‥ダダダダダダダダダダダダ

  ‥なんだよ、あいつ(行っちまいやがった)
  田舎でも同じに告ってたとしたら、その割には初心いよなぁ
  もしかして、単に、自分の詠みの出来映えを誉めてもらいたかったってパターンかよ

  それって、恋って言うんかい??

 (でも田舎ぐらいじゃ、持ち腐れの詠みっぷりだったようには見受けられるけどな)

  ま、新しい恋をしては詠むけど、結局は冷めッぽいタイプって奴なんだろうぜ(ほっとくか)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 18:09 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする

2018年08月27日

【勝手句帳】246 30-8-17,18,21 其の1静岡新聞掲載分から

↓4)向宜詠吟.2018/08/27

|母見舞ふ夕蜩のただ中を         富士宮市・早蕨句会(8-17)

|メイ迷子夕蜩の真っ只中 右往左往にしゃがみ込み

|猫バスの来たる霹靂西日闇 サツキの声が空から降りる

|もろこしを届けて帰る夏の月 不思議はいつも蔭ではにかむ


 *蜩(ひぐらし)、真っ只中(まっただなか)、霹靂(へきれき)、西日闇(にしびやみ)

> ‥妹のメイは、採れたてトウモロコシを、入院中のお母さんに届けようとして
> うれしさのあまり先走り、一人で勝手にまいごをやらかしました
> ほんとバカな妹だなぁと思うも、やっぱり妹だし、私お姉ちゃんだから
> でもどうしようもなくて、勢い余って、トトロに泣きついちゃったし
> そんなこんなで猫バスが来てくれてどうにかなったんだよね(ちゃんちゃん)


 (‥そういうば、あのトウモロコシお母さん食べてくれたかなぁ?)
 (訊きたいけど‥トトロ絡みだし、猫バス絡みだもんね)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:05 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする

【考察】地球規模での酸素濃度の低下が小型化の連鎖をもたらした

記稿.2018/08/27

> 酸素を得るには多くの植物が欠かせない
> 植物を得るには、多くの水とCO2が欠かせない


 ‥大型昆虫が存在していた時代の酸素濃度は現代より高かったという
 つまり、多くの植物が無ければそれは成り立たない

 多くの植物を得るには、それに適した量の雨の降る条件が必要だ

 雨の降る条件として、大気中に核となる物質が浮遊していないとお話にならない
 つまり、火山活動もまた活発にある必要があった

 さらにCO2を間に合わせるには、時として、山火事も欠かせない
 だが地球的には大気中のCO2は十分に多いと云えた‥
 石油石炭天然ガスはすべて植物のなれの果てだという‥ならば相当だったはずである


 ‥過去がCO2に因る温暖化だったなら、植物が爆発的に生長できた条件として悪くない‥



> では、雨はどうだろうか?


 ‥現代の温暖化傾向を見れば一目瞭然で、問うまでもない
 あとは当時の大陸の形状次第という事になる(素人なのでここは割愛されていただく)


 ‥地形における考察でポイントになるのが、地表面での酸素濃度と言うことになる‥

 CO2というほどだから、炭素の二倍もあるのが酸素だったわけである
 ‥余りに多いという印象が、植物の多さに目を瞑る落ち度にもなってきた

 しかし、地表面での酸素濃度こそポイントだ
 多すぎても、生き難いのが動物の構造でもある(過呼吸とかな)


 昆虫が大型化できる環境なら、捕食動物も又大型化できる環境に置かれる(食物連鎖)
 植物と昆虫という二大要素の多さは、動物の大型化には欠かせない

 一方


> 植物が減った要因として、隕石の影響は避けられない
> 大きな隕石が落ちてくる度に、大幅に森が削られる
> 動植物が死骸となって土に埋まると、CO2が固定化され大気中から減る


 想像を絶する積み重ねの果てに、植物が小型化を始める
 ‥連鎖的に、昆虫が小型化し、動物も小型化する

 ‥大陸の変動も、小型化の要因の一つに挙がるだろう
 ‥太古に高度な文明を持った人種が居たならば
 核兵器等の反応による放射線量の一時的な増加も‥要因の一つたり得るだろう

 勿論

 CO2が増える要因として火山活動の増減は見逃せない
 小型化の加速を嫌えば、火山活動は避けられないお手軽な現象だ



> ここでふとツッコみたくなるとしたら
> だったら今の地球は、もっと植物に満ちていても良いはずだと思うことだろう


 ‥何言ってんだい、ヒトが根こそぎ引っこ抜いてるも同然だ(増えるわけが無い)
 (酸素量が低下してるから疲弊しやすいと言った方がおあつらえ向きだ)
 (煙草の害の一つに挙げられる程なら、より深刻と見て良いだろう‥それを言うならガソリン車もだ)


>  一方で、植物に栄養をもたらす影の役者を忘れては成らない
>  それが微生物である


 ‥微生物の生息環境として
 CO2やら酸素濃度の関係はどうか?‥と言うことになる

 (ヒトのやらかしている消費拡大社会が微生物に良からぬなら、緑化への道は遠い)
 (とくに、化学物質やら放射能増が与えてしまう影響は否定できないだろう)


 ‥これらの連鎖がはっきりし出すと、火星移住も割りと補正できてくるのでは?‥
 (まぁその前に、地球環境の正しい解釈だけどね)
posted by 木田舎滝ゆる里 at 01:49 | Comment(0) | 日記/2018 | 更新情報をチェックする

2018年08月25日

【勝手句帳】245 30-8-10,11,14 其の5静岡新聞掲載分から

↓3)向宜詠吟.2018/08/25

|遠き日に友より頂く半夏生白き葉に見る友の面影     焼津市・「菩提樹」小川短歌会支部(8-11)

|友未だ笑んで枯れざるハンゲショウ 歯の白き掛けたるアイツらし

 

> ‥いつだったか、アイツからもらったハンゲショウ
> 未だに咲く意味とやらにようやくにして気が付いた

  ハンゲショウの葉は白掛かる
  葉が白い→歯が白い→笑顔

  ‥まったくもって、アイツらしいや‥

> 今となっちゃ、忘れ形見みたいな書き残しだよなぁ


 (こちとらも一つ、誰かに仕掛けておきたくなってきたじゃねぇかよ、べらぼうめぇ)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 20:47 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする

2018年08月24日

【勝手句帳】244 30-8-10,11,14 其の4静岡新聞掲載分から

↓5)向宜詠吟.2018/08/24

|蝸牛あじさいの葉を上りつめ梅雨ぞらの風首ふり探がす        三島市・銀杏樹の会(8-11)

|カタツムリあのスピードで茎登坂 あのスピードで何度も登坂‥orz


 *茎(くき)、登坂(とはん)

> ‥蝸牛が紫陽花の葉に居たりするのは、湧いて出たからでは無い
> その茎を這って登ってきたからだ(あのスピードでである)

  ヒトに例えたら、マンションの壁をボルダリングで登る感じだろうか‥

> それを何度も何度も繰り返すのだ
> 思うに、登坂好きなんだなぁと今更ながらに気が付いたよ

  ‥のろまな癖に登坂好きとは、得手不得手の概念が覆った思いだなぁ‥




|学校田泥に成りきり田植済む        掛川市・句会あさかぜ(8-10)

|やり出せば泥になりきる田植かな 挑む広がり死ぬ気の太か


> ‥泥の田んぼに足を踏み入れ、いざ田植である
> 初めての視界にふと思った
> 昔の田はそれこそ地域一体に広がっていた(しかも手作業だ)
> そりゃ、自分ところの受け持ちはその一部に過ぎないわけだが
> ちょっとした豪農なら見渡す限りなんて次第もあっただろう

> ‥勿論雇ったりしただろうけど
> 雇われる側とてそのただ広さを前に、すべこべ抜かすより死ぬ気で挑まなぁならなかった
> 地主一族自ら田んぼに繰り出そうとも同じことだ

  その手作業を、春と秋で繰り返してきたのだ(田植と稲刈り)

> ‥それはもう、死ぬ気の覚悟だったに違いない
> そんなだから
> 出征ぐらいなどと、ちょっと出掛けてくる気持ちのところも有ったかも知れない
> 皆で協力が前提ということで甘っちょろい鬨(かちどき)気分を漂わせていたかも知れない
> そのぐらいの「死ぬ気の覚悟慣れ」に麻痺感もあったのだろう

  ‥それ程の苦労を
  土地さえ有れば、俺も欲しい、もっともっとの勢いだった(厭わなかった)

  (ガキの頃からその風景の中に立つというだけで、板に付いちまうんだろうなぁ)

> ‥現代はどうだ?
> 田植機&稲刈り機を引っさげたって、好き嫌いを言い始める始末だ


  現代人の口にする「覚悟」の薄っぺらさに思わず気が付いちまったさ
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 22:22 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする

2018年08月23日

【勝手句帳】243 30-8-10,11,14 其の3静岡新聞掲載分から

↓4)向宜詠吟.2018/08/23

梅雨明けを待たずに家いえの風鈴薫風を呼ぶを競い       三島市・銀杏樹の会(8-11)

|家々の涼のライブや音さやか 片陰を行く風鈴通り


> ‥風鈴の音が片陰に続く風情に溢れた通りに出くわした
> 家々から聞こえてくるそれは、きっと毎日がライブに思える程だった


 ‥人によっては、騒音レベルになりかねないだろうが
 江戸時代ならどうだろうか?
 娯楽も少なかったのだから、風鈴を皆で飾り立ててた村もあったかも知れないなぁ
 (そんな村にはさぞや気持ちの好い風が、毎日のように爽いでいたかもなぁ)

 *爽ぐ(そよぐ)‥創作当て字。




|海越しの風を枕に夏座敷          静岡市・葵句会(8-14)

|夏座敷全開海や間々寝入り 手伝い西瓜 釣りに夕焼け


 *間々(まま)、西瓜(すいか)

> ‥俺んちからは海が見える
> 縁側廊下の窓&障子を開け放てば、即、海全開の夏座敷に早変わりだ

  まぁ、好い風が入ってくると無駄に眠たくなる
  (夏休みの過ごし方としては、少々勿体ない)

> ‥そんな風に油断して寝入っていると、爺ちゃんが畑に誘いに来る
> やることと言えば、主に草むしりと水やりだ
> その後のご褒美がお気に入りと言えばお気に入りだが
> 外に出掛ける前の腹ごしらえでもある
> 仕事を手伝った後の散策には、遊びほうけているだけのダメダメ感がやって来ない

  散策と言っても、俺のお気に入りは釣りだ
  夕焼けを釣りに出掛けるのだ
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 22:13 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする

2018年08月22日

【勝手句帳】242 30-8-10,11,14 其の2静岡新聞掲載分から

↓4)向宜詠吟.2018/08/22

|丁寧に壊しますよとショベルカー      島田市・川柳茶ばしら吟社(8-10)

|丁寧に壊しますよとショベルカー 山も畑もふるさとも


> ‥大地に大きなショベルを入れると、サックと風景が変わる
> それはもう、衝撃的な勢いで姿が変わってしまうのだ
> それはもう、大地や樹木にお断りも無くだよ

  とくに一番に痛々しいのが、ダム建設だ

> 山も畑もふるさとも皆、一気に呑み込むんだからなぁ

  ‥お祓いしたってね‥

> 生きとし生ける一つ一つになんて心遣いには無い
> 風の流れも水の流れも変わっちまうんだよ
> 積もり積もってどうなっていくかなんて知れたものにないのに
> 同じだと思い込んでいる

  ‥なんとご丁寧な傲慢だろうか‥



|公正に貪りますよと消費税 水も空気も輸血も精も


> ‥消費税に対象差を設けて、公平性を確保しよう
> なんて言ってるけどさ
> 話題にものぼらない視点ってのがあるよ

  それが、まず水と空気な

> 生命維持に最低限必要な消費にまでたかろうってんだからキチガイだッ

  次に、輸血

> ボランティアを募って集めた血液にも消費税だよ
> どんだけ図々しいんだよ、おい
> (保険で相殺されるだろうから判りにくいしても、やらかしてるんだろうぜ)

  そして、今や、精子に卵子な

> バンクに保管するのに大きな手間が掛かろうが
> 命が生まれる大前提だよ
> そこからして、税を毟ろうってんだから

  どれだけお前ら懐がお寒いんだよ、そこらは、支援するのがお役目だろうが!!!
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 22:46 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする

2018年08月21日

【勝手句帳】241 30-8-10,11,14 其の1静岡新聞掲載分から

↓5)向宜詠吟.2018/08/21

積み上げた天へと導かれ        島田市・川柳茶ばしら吟社(8-10)

|積み上げた転嫁でお席に導かれ 為ること為すことナチシズム


> ‥競争社会の本質とは、如何にして上手に責任を転嫁して居座るかである

  と言っても、家柄が低いと、横の連携に格式が立ちはだかるのが日常だ

  されど最終的には、罪悪感を持たぬ才覚がそれらを上回る

> ‥何と云っても、一番に儲かるのが戦争だった
> ナチシズムにかぶれたような狂気が居れば、これ幸いと都合が良かった
> なぜなら、投資側からすれば(そいつに)責任を転嫁する算段が得られるからだ
> もしくは、絶妙に交錯した転嫁へとそいつが導いてくれるだろう

  ‥斯様な狂気は、資本と競争が抱き合えば、何処にでも現れる‥




風鈴ややつと晴れ来る兆し見え      富士宮市・湧本部句会(8-10)

|自民党やつと果て来る兆しかな 三選なんざ賊党宣言


> 自民党総裁の2選までルールには「けじめ」があった
> 戦後の赤思想に思い込まれがちな一党独裁色を払拭するためだった(当然の解釈)
> ‥それほどに、自民党一強色との不可解な自負があった

 (蓋を開けてみれば、知る人ぞ知る‥ほぼ同一一族で総理の椅子を独占しちゃってるわけですな)

  それでも

> 一選目は期待と様子見
> 二選目は、経済的外交的都合からの続投判断(素人でもその程度の空気は読む)

  ‥総理の任期中にあろうとも、不思議と総裁任期尊重だった
  それを覆す前例に成ろうとしているのが、今の「安倍晋三」だ
  赤思想云々に縛られる意味合いはもはや皆無とは云え、赤似要素丸見え(独裁色)がきな臭い


  ‥尤も、自民党の党是は
 「国軍ありき」だから、党内に不満など無いのだろう

  だが、国民としては、空気の差を感じざるを得ない
 (そりゃ嘘つきの三選続投ともなれば、どうしたって「100%の賊党」視になるよ)
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posted by 木田舎滝ゆる里 at 23:18 | Comment(0) | 名句にポン/2018後半 | 更新情報をチェックする